今日の心がけ~職員のスピーチ~
心のベクトルを反転させる
2023.08.08
何かをした際、それを振り返り、「あの時、○○をしなければ失敗しなかった」「こうすればよかったかもしれない」と後悔することがあります。
ある日の午前中、A子さんが、お客様にお茶を出した時のことです。
その際、お客様にぶつかって、スーツにお茶がかかってしまいました。
その日の午後は、その後悔を引きずってしまい、ミスが続いてしまいました。
そのようなA子さんに先輩は、「失敗は次に活かせばいい。過去の出来事をやり直すことはできないけれど、今からやり直すことはできるよ」と言いました。
一つのミスを気にしていたA子さん。
先輩のひと言から、〈午前中よりも良い接客をしよう〉と気持ちを切り替えると、活力が少し湧いてきたのです。
後悔と反省では、心のベクトルの向きが違います。
過去を振り返った時、後悔するばかりでは、前には進めないでしょう。
たとえミスをしてしまっても〈挽回するにはどうしたらよいだろう〉と前向きに考えて、今日から、前を向いて再スタートしましょう。
今日の心がけ◆心をプラスに切り替えましよう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
失敗は誰にでも経験があると思います。
しかし誰かが失敗したときに、他人は自分の失敗を棚に上げ、人の失敗を責める傾向があるように感じます。
一番反省しているのは本人で、周囲は責めるのではなく、何か出来ることはないか考え、早急に解決するために、みんなで力を貸してあげることが必要だと思います。
そして自分自身は落ち着いたところで、気持ちを切り替えて、何故失敗してしまったのかを考えられるようになれば、成長を続けられるのだと思います。
失敗は成長の糧ともいいます。色々なことに挑戦し同じ失敗を繰り返さないように、メモにして残したり、定期的に振り返りを行ないながら、成長できるように行動していきたいと思います。
学生係 田口
そうですね。
リンカーンの名言“I am not concerned that you have fallen ? I am concerned that you arise.”
(あなたが転んことに興味はないが、そこから立上がることに興味がある。)にあるとおりです。
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。」のエジソンの名言もよく耳にしますよね。
そうなのです。物事をするとき「失敗がない成功などはない」と言ってもよいでしょう。
失敗したとき「~していタラ」「~であレバ」など、後悔の「レバ・タラ」を口にする人がいますね。
このとき未来に向けての「レバ・タラ」を口にすることを心掛けると良いでしょうね。
「今度はこうすレバ」と未来の可能性に向けた言葉を口にすると良いでしょうね。
動物である人は失敗から学び、解決し、成功へたどり着くことがほとんどですからね。
ここにある例でいえばお茶をかけてしまったことを検証することが大切です。
検証の結果から次回は失敗のない、より良い接遇ができるように行動の想定ができると良いでしょうね。
過去は消せなくとも未来はいくらでも創ることができますからね。
若いうちはできるだけ多くの失敗から多くことを学んで欲しいですね。
そのためにも失敗を恐れず「なんでもやってやろう」の精神が重要です。
本学の学生の手本となる我々教職員からと言いたいところですが????できないですよね。
藤田