今日の心がけ~職員のスピーチ~

努力の先に

2023.08.07

「努力精進」という言葉があります。
「努力」という言葉は、辞書に「目標実現のため、心身を労してつとめること」、「精進」とは「一所懸命に努力すること」と記されています。

人は、たゆまぬ努力と精進を重ね、知恵や知識、経験などを蓄積してきました。
今日の文明は、個々の努力というベースがあり、多くの人の力によって、人類文明が繁栄してきたといえます。

倫理研究所の創設者である丸山敏雄は自著『万人幸福の栞』の中で、「運命は自らまねき、境遇は自ら造る」と記し、文末に「努力がすべてである。やれば出来る」という言葉で締めくくっています。
多くの人は「こうなりたい、何かを成し遂げたい」という願望を持っていても、なかなか行動に移せないものです。
本当にそうしたいのであれば、その目標に向かって、迷うことなく、たゆまず努力を続ければよいだけです。

「やれば、出来る」を合言葉にしてみませんか。

今日の心がけ◆諦めずに努力を続けましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

人にはもともとの能力の差はあり、それを感じて諦めてしまうことがあります。
しかし、どんな境遇でも努力で克服した話はいくつもあり、能力を超えることもできると思います。
結果は必ずしもうまくいくとは言えませんが、努力をした人の方が可能性は高くなると思います。

仕事でも、ただ同じことを繰り返すだけではなく、努力や精進を重ねることで、よりよくなったり、新たなことに気づけたりします。
過去のそうした蓄積が今の私たちの仕事に繋がっていると思いますので、私たちも努力をしていかなければならないと思いました。

また、想定外のことや急な業務が発生した時に、負担に感じてできないと思ってしまいますが、やるしかないのであれば、「できる」と言い聞かせることはよいことだと思っています。
高い目標を掲げるのはなかなか難しいですが、普段の中でのちょっとしたことでも「やれば、出来る」と前向きに考えて努力できるようにしていきたいと思いました。

教務係 相馬

そうですね。
何事も「やってみなければ始まらない」ですよね。
これまでの文明は多くの人々の試行錯誤の結果で発展してきたものですからね。

結果(予期も悪しきも)は原因がなければ決して起こりえないものです。
原因と結果の間には努力精進がなければ成果を得ることは難しいといえます。
「石の上にも3年」「涓滴岩を穿つ」などのことわざにもあるとおりです。

人の営みはそれでも時間的には長くて100年と短いものですが、素晴らしい自然の景観は数万年の時間を要しています。
そのような意味でも短い人生という時間で「なにかひとつ」を成し遂げるには継続しかありませんね。
そのためにも前向きな思考と行動が大切となるでしょうね。

武田信玄公の影響を受けた上杉鷹山公の「為せば成る、為さねば成らぬ何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」が思い出されます。
また「念願は人格を決定す 継続は力なり」(住岡 夜晃」氏の「讃嘆の詩」の一部と言われる。Webサイト言の葉手帳より)もよく耳にしますね。
突き詰めるとすべての判断は時間的制限の中での”Yes or No”「やるか、やらないか」ですからね。

失敗でも成功でもできるかぎり多くの経験をした者は経験のない者より、的確な判断ができるでしょうね。
経験の積み重ねを糧として文明が加速度的な進展を遂げてきているのですから、行動がいかに重要がわかります。
特にひとり一人個性あふれる子どもに対する保育者はいかなる状況にも臨機応変に的確に対応できるだけの経験が必要でしょう。

そのためにもできる限り多くの体験機会を設け、学びを通して経験値として身につけられるようにしたいですね。
このとき「なんでも見てやろう、聴いてやろう、やってやろう」の意欲と努力が重要です。
学生のサポート役の教職員もこの「努力精進」を意識して学生の手本となって行きましょう。

藤田

OPEN CAMPUS

オープンキャンパスの日程を見る

提携アパートのご案内

受験生向けのお知らせ

一覧で表示

在学生向けのお知らせ

一覧で表示

閉じる
閉じる
閉じる