今日の心がけ~職員のスピーチ~

小さなことから

2023.08.04

 「赤い羽根」の共同募金運動は、平成27年に、スタートから70周年を迎えました。
今年も11月1日から全国で一斉に実施されます。
 この募金運動は、戦後復興の一助となるよう、昭和22年に市民主体の民間運動として始まりました。
その後「じぶんの町を良くするしくみ」として、地域福祉の推進のために、現在まで続いているのです。

 このような大きな運動の中での人と人との「助け合い」に限らず、日常の家庭や職場においても、私たちにできることは、実に沢山あります。
 例えば、家庭では「玄関の靴を家族の分まで揃える」、職場では「共同で使用する場所を整頓する」などがあります。
また「率先して挨拶する」ことも、職場の雰囲気を明るくする意味で助け合いと言えるでしょう。

 どんな小さなことでも誰かのためを思ってする行いは、その人のみならず周囲の人を笑顔にする力があります。
 先ずは、自分にできる小さなことから、助け合いの輪を広げていきましょう。

今日の心がけ:小さな思いやりを実行しましょう
出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 小さいことは、見て見ぬふりをすることは誰にでもできますが、逆に、誰でもやろうと思えばできることです。

 落ちているゴミを拾ったり、窓や壁で汚れているところを拭いたり、など身近なところに、自分の心も他人の心も明るくする幸せの種はたくさん転がっているものです。
簡単なことから始めてみませんか?

 例えば、使用済切手ですが、慈善団体に送ると、換金して、ワクチン接種費用等いろいろな用途で使っているようです(送り方等詳細は、各団体のホームページをご覧ください)。
日本の切手はデザインも色彩も多種多様で使用済切手であっても好事家がいるようですし、簡単に集めることが可能なものでもあります。

少しでも役立てられるよう身近な小さいことをして幸せの種を拾っていこうと思います。
 
 以上

進路支援担当 奥貫


そうですね。
大きなことにいきなり取りかかろうとしてもなかなか難しいことです。
小さなことことでもひとつ一つ積み上げていけば大きなものになります。

君が代の中の「さざれいしのいわおとなりて・・・」のさざれ石が何を意味しているのか、唄いながらも分かりませんでした。
数十年前、川口市のグリーンセンターを訪れたときにこの「さざれ石」に出会いました。
ここでやっと「細石の巌となりて・・・」の意味を理解することができました。

物事はすべて時間をかけて、小さなものから大きなものへとなっていきます。
地球上のすべてのものがそうであることはみんなが実感できていることですが。
「小さな親切運動」(1963年)が「もはや戦後ではない」(1956年)と言われて7年後、経済的ゆとりを国民が感じ始めた頃に始まりました。

しかし、どんな小さなことでも「ゆとり(余力)」がないと実行できないのが現実です。
現代はすべてがスピードアップして人間が対応できるスピードを超えた状況となっています。
このような中で、多くの人はスピードに追い付けず「ゆとり」や「よゆう」を感じることのないまま日々を過ごしています。

しかし、本学の学生が目指す保育者は「自然の一部の人としての時間の流れ」を大切にし、子どもを育てなければなりません。
そのような保育を目指す学生には他人や周囲のためになるなら、どんなことでも「さりげなく」できる人になって欲しいですね。
そのためにもサポート役の教職員が学生に対しても「さりげない」心遣いを「アタリマエ」にしていなければなりません。

藤田

 

 

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