今日の心がけ~職員のスピーチ~

コップの水

2023.07.20

目の前に水の入ったコップがあると仮定します。
「半分もある」「半分しかない」という、満足と不満足の2つの見方ができます。

 この場合、コップに水が半分入っているという事実は変わりません。
しかし、それをどのように受け止めるかは、人によって違います。
受け止め方によって、その状態に満足するかどうかも変わってくるでしょう。

 これは私たちの仕事においても同じことが言えます。
同じ仕事をしても、やりがいを感じて満足している人もいれば、辛くて仕方がない人もいるかもしれません。
人によって、感じ方や受け止め方は異なるものです.

 日々の仕事を振り返って、辛かったけれど業務の能力が高まったとか、時間はかかったけれどお客様の信用は得られたなど、良いほうに着目しましょう。
それが仕事に対する自信や達成感を増すことにつながります。

 事実は変えられませんが、物の見方は変えられます。
仕事だけでなく日常生活においても、まずは良い面を見ることが大切でしょう。

今日の心がけ◇何事もプラスの部分を見つめましょう

(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

子どものおやつを思い浮かべました。
足りないと思えばさらに欲しくなり十分だと思えば人に分ける事ができるでしょう。
感じ方ひとつで、周囲にもたらす影響や自分自身で得られる幸福感も変わります。

そこでひとつ先の展開を想像してみました。
足りないと思った子どもの中にはさらにおやつを得るための知恵を絞り努力を重ねる子どもも出てくるでしょう。

物事を受け止めた先にある展開から学ぶ事も必要だと思います。

一点ばかりに着目してしまうと、自分にとって都合の良い考え方(ものの見方)になりかねません。
物事をさまざまな角度から捉え良い面ばかりでなく悪い面にも気付くことが大切だと思いました。

教務係 寺田

そうですね。
昔「横から見ると三角形で、上から見ると円に見えるものはなぁ~~に?」となぞかけされたことを思い出します。
同じ量の食物や仕事などでも、得意な物は「こんな少し?」と思い、不得手な物は「こんなにたくさん」と感じます。

物の捉え方は捉える人の精神的、肉体的な状況によって異なってきます。
全てのことが同じで、得意なものは「カンタン」と感じ、不得意なものは「ムズカシイ」と最初から敬遠します。
「カンタン」と感じた時は「楽しん」で取り組めますが、「ムズカシイ」と感じた時は「苦痛だ」と取り組みを拒否します。

このムズカシイと拒否することから苦手が生れ、タノシム取り組みから得意が生れます。
知らないモノに対して試すこともなく拒否をする「食わず嫌い」もありますね。
「なんでも試してみよう」は物事を楽しみ、好きになる秘訣であるのにです。

そんなことを考えていると半世紀前の小田実の「なんでも見てやろう」をふと思い出しました。
人生を有意義に送るためにもいろいろな方向からモノを見ることの習慣を「なんでも聴いてやろう、見てやろう、やってやろう」の精神で身につけて欲しいですね。
特に保育者となり子供の将来を左右する本学の学生にはこの多角的にものを見る、聴く、考える習慣を持って欲しいですね。

藤田

 

 

 

 

 

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