今日の心がけ~職員のスピーチ~
動物愛護週間
2023.07.19
動物愛護管理法に基づき、九月二十日から二十六日の期間は、動物の愛護と適性な飼養についての理解と関心を深める「動物愛護週間」と定められています。
日本では犬や猫などを飼育する家庭が多く、近年では街中で「猫カフェ」といった動物に触れることのできる店舗も増えています。
医療現場でも、動物に触れることで患者の病気の改善につなげる「アニマルセラピー」などの療法が採用され、動物の癒しの効果が注目されています。
一方、環境省の統計によると、飼育放棄などが原因による犬・猫の殺処分数は、平成二十九年度で四万匹以上にものぼり、多くの命が失われています。
一度飼育した動物は、飼い主が責任を持って飼い続ける「終生飼養」重要です。
また、飼育している動物を普段から観察し、鳴き声の違いや食欲の有無などの変化を見逃さないことで、より動物の特性を知ることができます。
飼育している動物は、かけがえのない存在(命)であるという自覚を深め、動物愛護週間を人と動物のつながりを深める契機をとしたいものです。
今日の心がけ◆動物への理解を深めましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
各地で記録的な大雨が降っています。被害のニュース映像を見ると悲惨な光景です。
羽生市も道路が冠水するため危機感を抱くようになります。
災害が起こったときにペットの安全確保についても考えて備えておく必要があります。
一緒に避難できるようにキャリーバックやケージに入ることに慣れさせておくことも大切なことです。
避難所は自治体に従いアレルギーを持っている方などへ配慮しなければなりません。
今一度、災害対策を考えようと思います。
事務局係長 田中 淳一
そうですね。
「犬は三日飼えば三年恩を忘れぬ」と言われますね。
ふり返って人間はどうでしょう。
コロナ禍が落ち着いてきた中、ペットの飼育放棄が増えたとの話を聞きます。
世界の先進国と言われる国々で、ペットの医療代やエサ代の値上がりにより飼育放棄が起きたとのことです。
コロナ禍の最中には人間をいやしてくれたペットの動物をコロナが過ぎ去ったから、餌代がたいへんだからの理由で飼育放棄です。
「恩を忘れぬ」犬と「のど元過ぎれば」の人間、その違いに驚きますね。
「モノを大切に」「命を大切に」「動物愛護」などは一体どこに消えたのでしょうね。
命は限りあるものですからこそ、ある命を大切に扱わなければなりません。
動物を飼うことは奇跡に近い「めぐり逢い」ですから、いつか来る「別れの日」まで、この「出会い」を大切にしなければなりません。
この話はペットの動物だけではなく、すでに人間の命すら「使い捨て」と考える行為も世界各地で起きています。
動物の命を粗末に扱う感覚で、人の命も粗末に扱うことが横行すれば、どのような社会になるのでしょうね。
自然環境汚染による「種の絶滅」もアタリマエに起きている現代、ペットの問題だけでは済まない気がします。
本学の学生は子どもの命と人生を預かっています。
全ての命を大切にすること、愛することを子どもたちに伝えて欲しいですね。
愛する心を持った人は幸せな人生を送ることができますからね。
藤田