今日の心がけ~職員のスピーチ~

服装とマナー

2023.06.14

Bさん夫婦は結婚記念日のため、レストランに行きました。
何組かの家族連れの中に、一組の親子がサンダルに短パンと、その場に相応しくない服装をしていました。
ドレスコードはないものの、雰囲気の良いレストランなだけに、BさんはTPOに合わせた服装について考えさせられました。

東京都が実施した「家庭と地域で取り組む子供の健全育成」調査の中に、「子供たちが社会のルールやマナーを守れない原因は何だと思いますか」との質問があります。
「正しい社会ルールやマナーが身についていない大人が増えているから」と答えた人が約八割でした。

夏休みには、平日でも街中で子供を見かけます。
子供は大人の身なりや振る舞いをよく見ています。

「外見などどうでもいい」と言うのは、周りの人を大切にしないのと同じことになります。
服装の大切さについて考える習慣は、身の回りの物すべてに及び、自分と周囲の人への思いやりにもつながっていくでしょう。

 
  今日の心がけ◆服装から礼儀を意識しましょう
  (『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

TPOに合わせた服装であるドレスコードは、お店や冠婚葬祭などのその場所の状況に沿ったファッションルールのことです.
社会人として、大人としてのお洒落よりも日頃の身だしなみを重んじることが大切だと思います。

人は、「初めまして」の挨拶時の服装や立ち振る舞いにその人の第一印象を判断してしまうことが多いです。
ビジネスだけではありませんが、身だしなみ一つで第一印象が大きく変わることもあります。
周囲や相手に対する心配りとしての身だしなみが出来ていれば、第一印象だけではなく、自分にとっても自信に繋がると思います。

服装や髪型のような人の目につく部分だけでなく、礼儀や言葉づかいも含めた心の身だしなみも整えて、人を思いやる大切さを本学の学生たちに微力ながら伝えていけたらと思いました。

 

実習指導係 栗原


そうですね。
リゾートのレストランならまだしも、このような家族連れがいることは残念ですね。
やはり他人の気持ちを大切にするためにもTPOを守ることは重要です。

以前、銀座マキシム・ド・パリに学生と一緒にディナー研修に行きました。
ビジネス系学科であったことから学生の服装などは、まさにTPOにマッチしたものでした。
入り口で学生を待っていたその時、ジーンズとシャツ姿の若い二人が入店しようとしようとしていました。

もちろん、どのような結果になったかはご想像どおりです。
残念ですが、彼らはTPOを意識していなかった(知らなかった)のかもしれません。
しかし、社会でのルールはルールで、知らなかったでは済まされません。

現代社会ではとかく個人の意向が強く主張されますが、果たしてそれで良いのでしょうか。
しかし、そこには長い時間が費やされた文化があります。
文化は集団によって異なりますから、「郷に入れば郷に従え」で対応する必要があります。

「おしゃれ」と「身だしなみ」は目的が異なるとよく言われることです。
相手をどのように見ているかによって、人は服装も言葉遣いも変えて、相手にメッセージを送っています。
このことに気付いていない人も多くいることに気が付くでしょう。

若くてまだ社会を意識していないうちはともかく、一歩社会に出ると知らないことを言い訳にはできません。
学生は「まねぶ」「ひと」ですから、「まねる」対象がどのようなものであるかが大いに影響します。
そのためにも、教職員がその手本となるように「服装」や「言葉遣い」に注意しなければなりませんね。

保育者を目指す本学の学生にはぜひこの「社会人としての常識」を学んで、保護者や同僚、上司に対してもらいたいものです。

藤田

 

 

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