今日の心がけ~職員のスピーチ~
挨拶のポイント
2023.04.06
職場における朝礼では、社是・社訓の唱和、業務の確認、挨拶実習など、一つひとつの場面で明るい声が社内に響いていることでしょう。
挨拶実習では、普段よりもワンオクターブ明るい声で、「おはようございます」「いらっしゃいませ」「ありがとうございます」と発してみましょう。
挨拶は、「先手で・明るく・美しく」行なうのがポイントです。
さらに、①明るい表情 ②明るい声 ③正しい姿勢 ④正しい動作の四点を意識しましょう。
挨拶は人と人との心を結ぶ金の鎖ともいいます。
挨拶の漢字「挨」は「押す・迫る」、「拶」は「ひらく」という意味があります。
朝礼は、社内のチームワークを高め、職場のモラルアップを図ることだけが目的ではありません。
職場人として成長していく場でもあります。
それには、朝礼の場で率先して主体的に声を発してみましょう。
全社員が一丸となって活力溢れる朝礼を作り上げ、気力漲る一日のスタートを切りたいものです。
◆今日の心がけ◆自ら率先して元気な声を出しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
挨拶があるのとないのとでは、その場の空気が全然違います。
朝、職場などで会ってから、挨拶を交わして会話が始まると、お互いに気持ち良く、1日友好的な気持ちで接することができます。
ですが、挨拶もなく、なんとなく会話が始まると、私は何かしてしまったのかな?何かあったのかな?などと、何か引っ掛かってしまいます。
挨拶だけでなく、仕事のことを話す時も、力のない声や、暗い感じで話されると、やはり、私が何かしてしまって、嫌な気持ちなのかな?とか、私の存在が嫌なのかな?プライベートで何かあって、悩んでるのかな?などと感じてしまいます。
朝礼でもよくお話に出ますが、挨拶や話をする時に、相手の方をちゃんと向くことや、しっかりと届く声で話しかけること、笑顔で接することなどは、相手の存在を認めてるということで、それとともに、相手に嫌な思いをさせないという気遣いにもなるのだと、実感しています。
ですので、自分自身が挨拶や言葉を交わす時には、相手に嫌な気持ちを抱かせないように、声や表情を気を付けたいと改めて思いました。
庶務係 大澤
そうですね。
朝のミーティングはスタートラインへ並ぶことと同じです。
「よ~い!どん!」とスタートに合わせられるように呼吸を整えるときです。
このスタートに失敗すると出遅れの取り返しにはかなりの努力を必要とします。
ここにもあるように「笑顔・声・姿勢・動作」がうまく流れるとお互いに気持ちよくスタートできます。
もちろん、そろわないともう一度やり直しですから、時間的にも精神的も負荷がかかってきます。
「LASTで行こう」と学生にもよく話すのことですが、”Look,Action,Smile,Talk”のことです。
挨拶をする場合でも「相手の顔を見て」→「一歩近づいて」→「笑顔で」→「話す」といった流れです。
よくある残念な例が、相手を誰かと確かめることなく、いい加減になんとなくみんなに挨拶をしていることです。
「一銭を笑う者は一銭に泣く」のことわざもこの挨拶に通じます。
挨拶を粗末にする人は、ひいては「信頼」「安心」という大きなものを失うのです。
残念ですが、幼い時から言われ続けてきた「挨拶の目的の大きさ」に気づかない人も大勢います。
信頼される保育者を目指す本学の学生にはこの挨拶の「意味」と「目的」を知ったうえでの挨拶をして欲しいですね。
そのためにもサポート役であるわれわれ教職員がその「重要性」を意識した挨拶をしなければなりませんね。
本学は現在はこのような挨拶ができていますので、続けていくようにしていきましょう。
藤田