今日の心がけ~職員のスピーチ~
伴走者
2021.03.09
近年のマラソン競技の中継で、出場選手とは異なったゼッケンをつけた走者を見かけるようになりました。
ペースメーカーに関するルールは競技会などによって様々ですが、注目選手などがより好タイムを出せるよう、指定されたペースを保ったり、時には風除けの役割を担うようです。
私たちにも、職場人としての自分の力を引き出してくれるペースメーカー的存在の人がいるのではないでしょうか。
それは上司や先輩の場合もあれば、仕事上の気づきを与えてくれるような、同僚や後輩の場合もあるでしょう。また、時には自分が伴走する側になることもあるはずです。
共に支え合いながら、それぞれの仕事の「自己記録」を更新したいものです。
今日の心がけ◆共に成長できる職場を目指しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
ペースメーカーはラビットと呼ばれるペースメーカーを導入することにより、レース序盤でライバル選手を意識してペースを乱すことがなくなり高記録が期待できるそうです。
また先頭を走る競技者の負担も減るようです。その他にも視覚障害者が行うマラソン競技のブラインドマラソンでは、
伴走車が必須となり、障がい者ランナーと伴走者を繋ぐ「キズナ」と呼ばれるロープを使って一緒に走ります。
最も大切なことは視覚に障がいがあるランナーが安心して走れるように安全を確保し、周りで何が起きているか、状況を説明することだそうです。
私たち教職員も学生たちにいとってのペースメーカーといえると思います。
もちろん学生自身が努力をしなければ乗り切れませんが、
入学してから2年間無事に卒業できるようサポートを行うことが、私たち教職員の役割だと思います。
入試広報 荒井