今日の心がけ~職員のスピーチ~
時計を見ては
2021.03.09
職場の壁、駅の構内、寝室の枕元、スマートフォンの画面など、私たちの生活の中の
あらゆるシーンに、時計の存在があります。
その時計を見ては「時間がない!」「もうこんな時間!」と、時間に追われるような生活を
強いられていませんか。 本来、時計は、時間を知るための道具です。
時間に追われていることを確認するための道具ではありません。
また、時間に追われてしまう人の多くは、時間の見極めや配分が下手なのだと思い込み、
時間を管理する方法を身につけようとするものです。しかし、大切なのは管理方法ではなく、
「時間はかけがえのない貴重なものだ」と自覚することでしょう。
人生80年を秒数で換算すると、およそ25億2300万秒になります。その1秒は、今、
この瞬間にも刻まれている1秒です。 「忙しい、忙しい」と言っている時間も、貴重な1秒だと
心得ましょう。
今日の心がけ: 今の一瞬を大切にしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
「時間が大切」だということは、誰もがわかっていることだと思います。けれども、人それぞれ
使い方によっては、その時間が長くもあり短くもあり、また充実したもの、ムダな時間と感じ方も
違います。1日24時間、誰にでも時間は同じだけあります。何に時間を割いて、何に時間を奪われて
いるのか…
仕事が面白くなってきた20代半ばの頃は、休日も出勤して仕事に時間を割き、結果、仕事で自分の
時間を奪っていた気がします。30代は、育児と仕事の両立に無我夢中でいつも時間に追われていた気が
します。
そして今、新しい担当業務になりもうすぐ一年になります。この一年という時間は、毎日がフル回転では
ありましたが、職員の皆様から貴重な時間をたくさん割いていただき、多くを教えていただき、大変楽しく
充実した時間になりました。
改めて、初心に戻りこれから担当となる仕事も含め、学生にとっても本学での貴重な2年間に寄り添える
職員となるよう、今後の自分自身の明確なイメージを持ち、一つ一つ、一日一日を大切にしっかりと
積み重ねて行きたいと思いました。
実習指導担当 栗原