今日の心がけ~職員のスピーチ~
夏場の服装
2023.05.11
この数年、夏場では連日の猛暑が続いています。室内外の温度変化に伴う対処など、健康管理には気をつけたい季節です。
2005年、冷房エネルギーの節約を狙って「クールビズ」が提唱され、衣料メーカーから、機能性や快適性に優れたカジュアルシャツが次々と登場しました。
その後、クールビズを取り入れる企業が増え、社会的にも浸透してきました。
企業において制服の着用がある場合、日々、どのような服装で通勤しているでしょうか。
「服装の乱れは心の乱れ」という言葉を聞いたことがある人も多いでしょう。
服装は自分のその時の精神状態と密接にかかわっています。
服装は見せるものでなく、見られるものと認識していれば、自然と気を配るようになるかもしれません。
体調管理と共に、一日数回は鏡を見て服装を整え、元気よくこの暑さを乗り切りたいものです。
今日の心がけ◆服装を整える時間を持ちましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
5月よりクールビズが始まりました。
環境省の呼びかけにより、5月1日~9月末までの期間実施されており、今年で18年になるそうです。
本学も服装をカジュアルにし、毎年、室内の冷房をかけすぎず過ごしています。
そして軽装で過ごす中、来客時には上着のボタンをしめたり、上着を着たりと、みなさん相手を気遣い、服装を整えてお客様をお迎えしています。
また約束の時間前に、鏡をみて服装などを確認するだけでも、自分自身の気持ちが整うため、時間に余裕を作って実行しています。
今後も、クールビズで軽装になったとはいえ、相手に合わせた対応をしていければ良いなと思いました。
学生係 田口
そうですね。
服装は他人に対してのマナーでも重要な要素だと考えます。
古代から洋の東西にかかわらず装いは重要なものとされてきました。
社会が安定し身分ができるようになってからは装う材質も色も階級によって分けられることすらありました。
装いが社会的地位を表す重要なものともなっていました。
これは現在でも変わらずに服装は他者に対するメッセージともなります。
人はこれから会う人や行く場所によって服装を選びます。
相手が友人程度であればラフな服装でも大丈夫ですが、目上の人と会う時はかなり意識して選びます。
目的の場所やどのような内容の催しであるかによっても服装を変化させます。
このように人は相手を意識して服装選びをしますから、装う場合には”TPO”には十分注意を払う必要があります。
一方、相手がどのような服装で自分の前に現れるかで、自分が相手にとってどの程度の人物と判断されているかが分かります。
このように服装は相手へのメッセージとなりますから注意が必要です。
現在は親しい関係の人の服装や言葉遣い、所作などと初対面の時のそれとを比べると分かります。
あるいは、自分が食事に行く場合に一流ホテルに行くのか近くのラーメン店に行くのかでも服装は異なるでしょう。
もちろん、服装が異なれば言葉遣いや所作なども異なってくることは明らかです。
ナポレオンは「人はその制服どおりの人間になる」と明言を残したと言われます。
現代の実験でも、「裕福」と認識される服装の人が「能力が高い」「優秀に見える」と判断されるそうです。
こうなると自分を磨くためにも服装には十分注意を払わなければなりません。
これから暖かくなり、暑くなると服装も「涼しさや楽さ」を求めたものとなります。
学生の手本ともなる我々も、相手を意識し十分に注意した服装に心がけなければなりませんね。
注意しなければならないような服装にならないことを・・・。
藤田
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