今日の心がけ~職員のスピーチ~
「秋の味覚」
2021.03.09
「秋の味覚で思い浮かべるもの」として最も多いのは
秋刀魚でしょう。栗や松茸も秋を連想させる食べ物です。
全国各地で行われる秋の祭りには、五穀豊穣という言葉に
代表される、大自然の恵みに感謝・祝祭することを趣旨とした
ものが多く存在します。
秋の祝日の一つである「勤労感謝の日」は、昭和23年に
制定されましたが、それ以前は新嘗祭という祭日で、
その年の穀物などの収穫を神に感謝する、重要な宮中祭祀を
源流としていました。
いにしえの人に比べれば、大自然を感じることは少ないであろう
現代です。秋の味わいに自然からの恵みを感じたいものです。
◇今日の心がけ◇ 大自然の恵みに感謝しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
秋といえば「スポーツの秋」、「芸術の秋」、「読書の秋」と
自分が興味のある分野で表現することが多いのですが
「実りの秋」という言葉は多くの日本人にとって意味の
深い物でしょう。
それは、米を主食としている私達にとって「秋」に出回る
新米は格別なものですし、梨狩りやぶどう狩りも、
この時期ならではの特別な楽しみの一つです。
これも四季のあるこの国だからこそ旬のものを味わえることだと
ありがたく感じます。
幼稚園や保育園では、十五夜のお月見やサツマイモ堀遠足など
秋の行事があります。
園の生活の中で、身近な自然の恵みを味わうことができる時間は
貴重です。
大自然に身を置くことがなかなかできない状況でも、
こういった小さなことから自然のありがたさを感じられる心を
大切にしたいと思いました。
教務係 寺田