今日の心がけ~職員のスピーチ~
心地良さ
2021.02.22
私たちの心は、悲しい場面に出合えば悲しみが込み上げ、喜ばしいニュースを耳にすれば明るい気持ちになるものです。
書店で会計の仕事をしているKさん。あるお客様が支払いの際に、財布から数枚のお札を取り出した時のことです。
そのお客様は、お札の向きをすべて揃えて、お札の角のちょっとした曲がりを伸ばして支払いをしてくれました。
思わず「ありがとうございます」と声をかけると「こうしたほうが気持ちいいですからね」と返答がありました。
また別の日のことです。駅前を歩いていた際、他人の落とした財布を走って届ける若者を見かけて、心が清々しくなりました。
一方で、世の中には、暗いニュースや出来事もあります。そうした出来事を受け続けていると、知らず知らずのうちに暗い思いを抱いてしまうのもです。
自分の行動も、誰かの心に影響を及ぼしているかもしれないと感じたKさんは、できるだけ周囲が明るくなるような行ないをしたいと思ったのでした。
今日の心がけ◆明るくする行動を心がけましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
人の心は周りの状況に影響されやすいものだと思います。
今はテレビをつけると、コロナ禍のニュースばかりで、毎日のように死亡者数〇〇人など暗いニュースばかりで、不安な気持ちになってしまいます。
しかし明るい情報をみるようにしたり、明るい環境にいるようにすれば自分自身の行動もプラスの効果があるように感じます。
そのため定期的に視点を広くするようにし、自分自身の環境が今どうなっているのか確認することを実践し、心穏やかに過ごしていきたいと思いました。
教務係 田口