今日の心がけ~職員のスピーチ~

電話の切り方

2021.02.02

 Aさんが取引先と電話をしている時のことです。
 要件を伝え、最後に「よろしくお願いします」と、一言述べようとしたところガチャっと電話を切られてしまいました。
 唐突に電話を切られたことに驚き、手に持っていた受話器を思わず見つめてしまいました。
不快に思ったAさんは、その状況を先輩に伝えると、「君も携帯電話で話しているときは、切るのが少し早いよね」と言われたのです。
 携帯電話では、受話器を置く時のような音が出ないため、電話を切る際の配慮に欠けていたようです。
 電話応対には様々なマナーがあります。
電話の切り方一つをとっても、「電話
をかけた方が先に電話を切る」「切る時には『ありがとうございました』といった一言を添える」「受話器は静かに置く」などがあります。
 礼儀やマナーは相手を思う心そのものです。
電話を切る時も、最後の最後まで思いやりの心を持っていたいものです。

今日の心がけ◆最後まで心を添えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 私は電話のかけ方を学ぶ機会がなく、社会人となりました。
最初は電話に出ることもままならず、不安だった記憶があります。
先輩の話し方などの様子を見たり、やりとりをする相手を覚えて準備したり、仕事をしていきながら、電話のかけ方が形になってきたように思います。

 その中で、この話のように不快に思うことがあった時に、相手への印象が悪くなってしまうこと、自分は気を付けようと感じたこともあります。
 電話は相手の表情が見えないという点で、言葉などの応対の仕方がより相手への影響を与える場合があります。
わかってはいても、急いでいたり慌てたりすると、言葉が足らなかったり、すぐに電話を切ってしまうような、おざなりな応対になってしまうことがあるかもしれません。

 これからも気を付けるようにしていきたいと思いました。

教務係 相馬

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