今日の心がけ~職員のスピーチ~
早とちり
2020.11.18
20代の阿藤さんは都内の会計事務所で働いています。
ある日、阿藤さんは上司から「柿沢さんは社内にいるの?」と尋ねられました。近くの部屋にいることを知っていたため、慌てて「柿沢さん!」と大声をあげてしまいました。
その声を聞いた柿沢さんは会議を中断し、上司の元に駆け寄ってきたのです。しかし、上司は特に急ぎの幼児ではなく、彼が社内にいるかどうかをの確認を撮りたかっただけでした。
阿藤さんは速やかに取り次ぐ必要があると勘違いし、マナーを無視して大声を発してしまったのです。
事務所の社員はその声に驚き、上司も絶句してしまいました。その状況を見てはじめて自分の失敗に気が付いたのです。
仕事をする上では配慮に欠けた行動は周囲に迷惑をかけてしまいます。上司の指示、同僚やお客様ん依頼を正確に受けとめ、職場で働く人としてその場にふさわしい対応を取りたいものです。
20代でも卒業間もない新人か中堅かによっても対応は変わってくるでしょうが、中堅どころがこのようにしたら誹りを受けることは間違いないでしょう。
さて、どの人でも多かれ少なかれ経験したことがあると思えるこの早とちりは、業務のみならずいろいろな場面で笑い話や失笑を買っています。
学生の中にも人の話を聞いておらず、何回も聞きに来る人やわかったふりをする早とちり者が結構いるようです。
自分も含め、時・場所・場合を考えさせるように常時から接していければと思います。
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出展(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
以上
学生担当・子ども支援地域連携センター担当 奥貫