今日の心がけ~職員のスピーチ~

ネクタイは何色

2023.04.20

Cさんがとある経営者向けのセミナーに参加した時のことです。
講師が話しの途中で突然「皆さん、ちょっと目を閉じてください」と言ったのです。
全員が目を閉じたのを確認すると、「私が何色のネクタイをしているかわかりますか」と尋ねてきました。
Cさんはまったくわかりませんでした。
講師は、「自分が目的意識を持たないと、たとえ目の前に必要な情報があったとしても、捉えることができない」と説明してくれました。
Cさんは目標を、スマートフォンのメモ機能に記録していましたが、見返すことは稀でした。
以後はスマホや紙に書いた目標を毎朝必ず読み返し、その達成に必要な情報や気づきを実行に移しています。

今日の心がけ◆目標を毎日復唱しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

こちらの話をよみまして、先日の事務室内でのやりとりを思い出しました。
純真のロゴは何色使用しているのか、と聞かれたときにすぐに答えられなかったことです。
これほど毎日目にしているものなのに、と自分自身に驚きました。

業務の中で、さまざまな数値やデータをみていますが、それらも目的意識を持たずにいると同じことがおこります。
やはり最近の出来事ですが、今まで深く考えていなかった、とある数値についてじっくり向き合うことがありました。
意識してその数値に向き合うと、根拠が判明しさらには新たな課題と目標値までみえてきました。
目標がより明確になることで、達成するための手段も考えられるようになります。
今までいかに物事を考えずに仕事をしていたのか、ということに気づかされた出来事でした。

今回の気づきを無駄にせず、今後の仕事にもしっかりと活かしていきたいと思います。

入試広報係 西山


そうですね。
人も動物も見ようとするもの以外は映っていたとしても見えていません。
見ようとするもの、聴こうとするものに意識がなければ見えないし、聞こえないのです。

これは周囲の音がうるさい、大勢の人がいいる人混みでも会いたい人を見つけらるし、会話もできるのです。
その人にフォーカスし、チャンネルを合わせているからできることなのです。
もし、すべてのモノが見え、聞こえたとしたら人間の頭脳は混乱をきたすでしょうね。

そうならないように身体の器官は、フィルタリングをしスクリーニングをしているのでしょうね。
さまざまな情報を要・不要により分けて、さらに求めるものを選び出しているのです。
そのため我々は多くのモノを見たり聞いたりしていても、自らが意識しないモノは情報として取得できないのです。

人の興味や関心は常に「何のために」といった目的を持つことから始まります。
さらに人の言動すべてはまさに「何のために」の目的や意図を持っています。
その意図を理解しつかみ取ることができる人は「ベクトルが合う人」「できる人」と言われます。

このことからも信頼される保育者を目指す本学の学生には「3つのK」を持って欲しいですね。
常に子どもをはじめ周囲に「関心」を抱き、それらに「感動」し、すべてに「感謝」する心です。
このようにすることで目標もクリアになって、何を見て、何を聴いて、どう行動すれば良いかが決まりますからね。

藤田

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