今日の心がけ~職員のスピーチ~
言葉の重み
2020.11.13
マザー・テレサの名言と言われる一つに、「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから」というものがあります。
「言葉が行動に、行動が習慣に、習慣が性格に、性格が運命になる」と、言葉は続きます。
いついかなる時も、自身の思考が大切なのです。
より良い運命を切り開いていくには、自分の思考がネガティブになっていないか、マイナスの言葉が口癖になっていないか、何事も明るく前向きに取り組んでいるかなど、日々チェックしてみるとよいでしょう。
それが習慣化していれば、性格や運命も変わってきます。
自らの思考や言葉の行き先にも意識を向けたいものです。
◆今日の心がけ◆言葉に発する前によく考えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
私はこのお話しの中で悪い例に上がってることに、完全に一致しています。
思考は常にネガティブ、マイナスの言葉が口癖で、何事もまず後ろ向きに考えて取り組むことがほとんどです。
このことで、周りからどんな風に思われているかは、分かりませんが、良い印象は与えていないと、自分自身は思っています。
子供の頃は、相手のことなど考えもせず、自分の感情の浮き沈みをそのまま言葉にして、周りを振り回して喧嘩になったりしていました。
自分の不安な気持ちから吐いたネガティブな言葉で、状況を悪化させて、更に落ち込むという、魔のループに陥り、本当に不幸を運ぶ人になっていたと思います。
ですが、大人になった今は、どんなに親しい仲の人でも、言ってはいけない言葉があることや、毎回ネガティブな言葉を聞かせていれば、その人にもネガティブな空気をまとわせてしまうこと、そしてそれが良い結果にはならないということも学んできたので、発する前に考えて、できるだけネガティブな言葉は飲み込み、それでも発する時は、冗談にできるようにしています。
しかし、今、こうしてこのネガティブについてスピーチしていること自体が、良い印象ではないのだろうと考えると、朝からみなさんに不幸を振り撒いているような気になり、不安でしかありません。
というように、私の思考の基本はネガティブのようです。
思考は無意識にしてしまうことで、変えるのはなかなか難しいことですが、今日の心がけの言葉を心がけて、せめて言葉だけでも前向きなものに変えていければ、心も軽くなり、今より少しだけかもしれませんが、明るい未来になるのだと思ってみようと思いました。
そして、そんなネガティブな思考の私だからこそ、ネガティブになっている学生の言葉を聞いてあげられる存在になれると良いなと思います。
庶務係 大澤