今日の心がけ~職員のスピーチ~

暖簾をくぐると

2023.04.19

Kさんは、学生時代に暮していた町へ、二十数年振りに行くことになりました。
当時の情景が懐かしく思い出しながら町を散策していると、昼食の時間となり、仲間たちとよく通ったラーメン店を思い出したのです。
その店は、昔の佇まいのままで営業を続けていました。

店内では、店主である、白髪まじりの父親が腕を振るっていました。
そしてKさんと年齢の近い二代目の息子が、貫禄ある姿で父親を手伝っていたのです。
父親は調理場、息子は注文を受け、配膳し、レジを打つという役割は、今もかわっていませんでした。
混み合う時間帯でしたが、狭い厨房の中で二人には無駄な動きが一つもありません。

その息の合う作業にKさんは見とれるばかりでした。中途半端な決意では、何十年も続けることはできないでしょう。
Kさんは二人の姿勢から、改めて、日々の積み重ねの重要性を学んだのです。

今日の心がけ◆「継続は力なり」と自覚しましょう
引用元:職場の教養

仕事は日々の積み重ねで形になることがほとんどです。
またその積み重ねは、自分自身の成長にも繋がっているなと感じ、さらにより良いものを作り上げる源になります。

同じことの繰り返しになってしまわぬよう、工夫をしていろいろな方に意見をいただきながら仕事を進めていきます。

埼玉純真も40周年を迎えます。これまでの教職員や学生積み上げてきたことで今があるのだと思います。
この努力を途絶えさせないよう、今は踏ん張り時だと思い、次年度の学生募集に力を入れていきたいと思いました。

荒井文菜


学生時代に通っていた店に顔を出したくなる時は時々ありますね。
ご主人がそのままでいてくれるとなおさらです。
20数年、30数年の時間があっという間に遡って、いきなり学生時代に戻れるから不思議です。

この店のように家族で頑張っている店はほんとうに実家に戻ったような気持ちになれるから不思議です。
そして息子が若い頃の主人に似ていては言うことはありません。
もちろん、ご主人も昔の面影が残っていてお母さんの口も相変わらず元気ですからね。

しかしこのような店は本当に少なくなりました。
訪ねてみると一帯が開発され、店自体がなくなっていることも多く、過ぎた時間を感じてしまいます。
最近も尋ねたいくつかの店が店に後継ぎがいなくてこのような状況でした。

本学も今年で創立40周年を迎えます。
第1回卒業生も還暦を迎え、孫が大学生になる頃です。
そんなときにふと母校の埼玉純真を思い出し、懐かしく思ってくれていることでしょう。

そのためにも埼玉純真がいつまでも卒業生とともに想い出の場所としてあり続けたいですね。
在学生や卒業生が母校の純真を愛し、教職員がそれに応える限り不滅です。
創立40周年を迎える今年、これからの埼玉純真の発展をみんなで考えていきましょう。

藤田

 

 

 

 

 

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