今日の心がけ~職員のスピーチ~
信頼を築く
2020.09.01
Aさんの勤める会社に、創立以来、最も若い工場長がいます。
周囲からの信頼は厚く、ここ数年、売り上げも右肩上がりです。
入社五年目のAさんは、工場長に憧れを抱いていました。
ある日、「どうしたら工場長のようになれますか」と、思い切って尋ねてみると、返ってきたのは「約束を守ること」という、ごく当たり前の答えでした。
「約束を守るのは、当たり前だと思うかもしれない。でも、親しい間柄や自分との約束になると、〈まあ、いいか〉という気持ちが出てくる。どんな約束でも、喜んで守ることは、案外難しいことだよ」
Aさんは工場長の言葉をよく考えてみました。
確かに、内輪での約束は軽視してしまいがちです。
そして、義務的に約束を守ることのほうが多く、「喜んで」約束を守るという発想はありませんでした。
支払いや納期の約束も、嫌々ではなく、喜んで守っているところに、工場長の信頼の源があることに気づいたAさんでした。
今日の心がけ◆喜んで約束を守りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
「約束を守る」ことは大切なことだと思います。
約束が守れなければ、罰則のようにそれに伴うペナルティを受けることも、二度と取り返しのつかない状況になることもあると思っているべきだと思います。
内輪や相手との関係性、約束の内容によっては、それほど重くとらえない場合もあります。
それも、お互いが同じような認識でいて、約束を変える場合もお互いに納得がいく場合であればいいとは思います。
仕事においては、多少の度合いはあっても、特に約束は気を付ける必要があると思います。
基本的なことですが、約束を守れない人は信用できないですし、必ず守る人はとても信頼できます。
普段からそう感じることは多々あるので、自分もこれから約束する時はより気を付けて行きたいと改めて思いました。
教務係 相馬