今日の心がけ~職員のスピーチ~
幸せはどこにある?
2020.07.09
若い頃は、いつも何かに悩んでいたNさん。
その悩みが最近、少しずつ軽減されているそうです。
年齢と共に、経験を重ねた余裕もあるのですが、心の持ち方によるところが大きいようです。
その秘訣を尋ねると、「あれもこれもと求めずに、いい映画を見て、おいしいビールが飲めれば幸せだと思うようにしている」とのことでした。
ヒマラヤ山脈の麓にあるブータン大国は、「国民の幸福感が高い国」として知られています。
識字率も6割ほどで、豊かな国ではないにも関わらず、2005年の国勢調査では、国民の97パーセントが「幸せ」と答えたそうです。
ブータンには、「欲望を抑える」という考え方が根づいています。
欲が抑えられれば、たとえ財産が少なくても幸福と感じ、他人を羨む感情も少なくなります。
どんなにお金があっても、健康に恵まれても、欲望のほうが大きければ、満たされない思いだけが残るでしょう。
幸せを求めながらも、「足るを知る」ところに、人生が楽しくなるヒントがありそうです。
今日の心がけ◆欲を抑える考え方を目指しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
幸せに気づくには、まず物事への感謝をし、自分自身の価値観を持ち、
比較しない、欲の順番を知ることだと思います。
欲が生まれた時、それを抑えることは難しいです。
しかし、欲に負けてしまってはいけません。
そんな時、私は欲を他のエネルギーに変えることを意識しています。
私の場合、ダイエット中、甘い物が食べたくなることがあります。
我慢しようと意識すればするほど、欲を抑えることは、困難になり、ストレスも溜まっていきます。
そんな時、ウォーキングや掃除をすることで欲を抑えられますし、せっかく体を動かしたのだから、食べたら台無しになってしまうという、罪悪感から甘い物を食べるという気持ちも無くなります。
欲が生まれたら、できるだけそれにエネルギーを変換するようにしています。
しかし、欲は使い方によってやりがいや生きがいといった良いものになります。
欲を叶えていく順番、優先順位をつけることでコントロールできるようになると思います。
実習指導係 林