今日の心がけ~職員のスピーチ~

パーティーの服装

2020.06.26

営業職一年目のAさんに、取引先から新商品披露パーティーの案内状が届きました。パーティーに出席するのは初めてのため、どう対応したらよいのかを上司に聞きました。
上司から一通りの作法を教えてもらったAさんは、「服装に関しては、先方に確認しておいたほうがいい」とのアドバイスを受けました。
Aさんは、さっそく先方の担当者に電話を入れました。すると、「出席者はほとんどが弊社の社員のため、服装は平服で結構です」との答えが返ってきました。
当日、カジュアルなジャケットとパンツで会場に到着したAさんは、自分の場違いな服装に、冷や汗が止まりませんでした。このケースでの「平服」は、日常着ではなく、ビジネススーツの意味だったのです。

◆今日の心がけ◆服装のルールを知りましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

このお話のように、服装に悩む場面は何度か経験しました。
初めて結婚式に招待された時は、どこまで華やかにしていいのか?どのスタイルがタブーなのか?今のようにインターネットなどが無かったので、沢山の雑誌を見たり、先輩から経験談を聞いたりしました。
それでも当日会場で浮いていないか確認できるまでは、不安で仕方なかったことを思い出しました。

制服が無い職場では、「オフィスカジュアルで」と言われて、どこまでカジュアルでいいのかと、ものすごく悩みました。
カジュアルと言っても、それぞれの会社で業種が違い、職場の雰囲気も違うので、その職場に合った雰囲気の服装が正解なのだと思い、職場を見学する時には、働いている人達の服装も見るようになりました。

こんな経験から、服装にはその時や場所や人によって、少しずつルールが違い、かならずタブーがあるので、一般的にはとか基本はなどと決めつけず、基本は踏まえつつ、どこまで外しても大丈夫なのかなどを、前もって確認することが大切だと学びました。

社会に出ると、学生の時とは違い、一般的な常識から外れた服装や言葉遣いなどをしていると、その職場がそのイメージで捉えられたり、職場の人達が全て同じだという印象を持たれてしまい、自分がいいからこれでいいんだでは済まないことにもなります。
服装の基本やルールを知り、それを守りつつ、そのなかでお洒落をしたり、スマートな立ち振舞いができる人が本当の素敵な社会人なのではないかと思います。
私自身、これからも気を付けていきたいと、改めて思いました。

庶務係 大澤

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