今日の心がけ~職員のスピーチ~

不思議なかけ声

2020.06.17

オノマトペという言葉があります。これは、物が発する音や動物の声を表わす「トントン」
「ワンワン」などの擬音語と、人や物事の様子を表した「ニコニコ」「ムズムズ」といった擬態語をまとめた言葉です。
朝日大学の藤野良孝准教授は、オノマトペには、発するだけで潜在能力を引き出す効果があるといいます。例えば、オムレツを焼く時、「クルン」と言いながらひっくり返すと、肩の力が抜けて、タイミングよく上手にひっくり返せます。
藤野氏によると、オノマトペを声に出さずに、心の中でつぶやくだけでも、ある程度の効果が期待できるとのことです。
朝礼で、「はい」という返事の練習をしている会社があります。その会社では、業務中でも多くの社員が、「はい」と軽やかに返事をし、行動も速やかです。これも、オノマトペの効果と関連しているかもしれません。
力を抜く時は「ふー」、気合を入れる際には「ヨッシャー」など、状況に合わせて掛け声をかけたり、心の中で唱えてみてはいかがでしょう。

今日の心がけ♦声の力を活用しましょう

これを読んで初めて「オノマトペ」という言葉を知り、普段から何気なく耳にしているのだということに気付かされました。
確かに力を抜く時に「フー」とか気合を入れる時に「ヨッシャー」という言葉が自然に出ています。また、重い荷物を持って階段を登る際にも「ヨイショ、ヨイショ」と声を出すことによって頑張って運ぶことができたりします。その他にもどんなことがあるのかと調べてみたところ、スポーツ選手が試合前に気合を入れるために「ヨッシャー」「オー」とか
「ヤー」とか声をかけていますが、これを発することによって緊張感が緩和され、やる気が高まりチームでの勝利率アップにも違いが出る効果もあるようです。また、普段無愛想な
人は「ニーッコ」と心の中で唱えると「ニーッ」の音を出す口の形によって自然と口角が上がり、笑顔が作れ、脳にプラス作用が起き、感情状態が肯定的に変化し、気持ちも明るくなるようです。不快な気分の時は「スー、グー、パー」という呼吸法があり、スーで頭の血をおなかへ意識的にもっていき、「グー」で怒りをおなかで受け止め、「パー」でマイナスエネルギーを外へ吐き出すことにより、自律神経のバランスが整い、リラックスができるようになるようです。その他にも人へ物を頼む言葉がけで「この調子で頼む」ではなく「この調子でドンドン頼むね」とか「パッパッと頼むね」ということにより相手が素早く行動しようと頑張ったりするそうです。
このようにオノマトペには、色々な効果があり、期待できることを知り、これからも上手に利用したり、自分自身のかけ声として心の中でつぶやいたりしていきたいと思いました。皆さんも是非、自身の声を自分自身の力にしてみてください。

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