今日の心がけ~職員のスピーチ~
異文化に学ぶ
2020.06.15
昨年のリオデジャネイロ五輪では、柔道男子日本代表の七人が、全階級でメダルを獲得する快挙を成し遂げました。監督を務めた井上康生氏は、自身が経験した二年間の海外留学を振り返り、次のように述べています。
「柔道に対する考え方、また稽古の方法、内容など日本とは違う発想とやり方があった。そこで刺激を受け、学んだことを代表監督として生かせた」
私たちも、一見何の関係もないと思われる異文化に触れることで、新たな視点や発想が生まれることがあります。
2016年の訪日外国人数は2400万人を超え、4年連続で過去最高を更新しました。
国内にいても、外国人と交流する機会は、今後さらに増えていくことでしょう。積極的にコミュニケーションをとり、諸外国の料理や音楽などの文化に触れることで、価値観や視野が広がるはずです。
異文化との出会いで、自己の可能性の扉が開けるかもしれません。未知の分野への挑戦、新たな趣味の開拓にも通じるでしょう。
今日の心がけ♦多様な考え方を取り入れましょう
確かに、ここ数年ここ羽生市でも数多くの外国人の姿が多く見られるようになりました。
私が以前勤めていた中学校にも数多くの外国人の生徒が在籍しており、関わる機会も多くありました。
そのおかげで、その国の文化や宗教について少し知ることができ日本との違いを感じさせられました。
例えば、宗教によっては、食事前に必ず頭、顔、口、足を水で洗い、お祈りを数分行ってから食事をしたり、豚肉はどんな少し入っても口にしない、断食の期間は一切食べ物水を口にしないなど、また、女は男より下という考えから男の先生の話は聞くが女の先生の話は聞かない、風邪をひいてもマスクは絶対につけないなど、様々な違いがありました。このような生活の違いからお互いが上手に付き合って生活していくには、自分から積極的に外国人の方とコミュニケーションをとり、各国の文化や宗教の考えを知り、自分の価値観や視野を広げることが必要となっている時代なのかなと思うようになりました。
皆さんも、異文化に触れ、未知の分野への挑戦新たな趣味の開拓を行ってみてはいかがでしょうか?
食堂 新井