今日の心がけ~職員のスピーチ~
四年分の原稿ストック
2020.06.15
東京大学名誉教授の故・竹内均氏は、科学雑誌「Newton」の初代編集長としても知られています。
竹内氏は、当時「Newton」に、月二本の原稿を書いていました。それぞれ四百字詰め原稿用紙で二十枚と十五枚のシリーズでした。氏は、この二本の連載原稿のストックを四年分持っていたそうです。
「『ストック』とは『仕事の先取り』である。『仕事の準備』と言ってもいい」と、氏は著書で述べています。四年分の先取りとは驚くばかりですが、私たちの仕事でも、先取りできるものがあるはずです。
ともすれば私たちは目先のことで手一杯になりがちです。しかし、生涯に数百冊の著書を書き、多忙を極めた氏を思えば、できないことはないでしょう。
まずは何か一つ「これだけは」と決めて、早め、早めに先取りする習慣をつけることです。
一つその習慣ができれば、それが自信になり、ほかの事柄にも良い影響を及ぼすでしょう。
今日の心がけ♦できることから先取りしましょう
この文章を読んで
我が家では、主人と娘がお弁当を持っていきます。
出来るだけ手作りのおかずを、と思っていますが・・・
朝時間がない時など手を抜いてしまい、見た目にも美味しそうに思えないお弁当になってしうこともよくありました。
ですが、作り置きという本を目にして、それを参考に時間のある時に、おかずの作り置きを始めました。
朝起きてからやることは、できている物を温め直したり、少しだけ手を加えるだけです。
品数も増え、彩りもよくできる上に、バタバタしている朝の時間に余裕ができるようになりました。
時間だけでなく、気持ちにも余裕ができ小さなことでイライラすることもなくなり、気持ちよく家族を送り出せている気がします。
少しでも済ませておくことで、後から慌てることも減ると思うので、気が付いた時にやる習慣をつけていきたいと思います。
食堂 山谷