今日の心がけ~職員のスピーチ~
「思いやりの心」
2020.06.15
Sさんは常に安全運転に努めています。
信号機のない横断歩道では、細心の注意を払うといいます。
その一方で歩行者が視野に入っても、そのまま走り抜けてしまうドライバーがいるのも事実でしょう。
Sさんは、横断歩道の近くに歩行者を見かけると、〈あのお年寄りが自分の父や母だったら…あの子供が自分の孫だったら…〉と思うようにしています。
すると、自然にブレーキがきき、やさしく停車できるそうです。
同じ物事でも、自分自身や自分の身近な人に置き換えて考えることで見え方が変わってくるものです。
思いやりの心を忘れないためにも、別の角度から物事を見つめる習慣をもっておきましょう。
◇今日の心がけ◇ 人や物事を違う角度で見つめてみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
車の運転に限らず、自分本位な考え方や行動は思わぬ所で周囲の人を巻き込んだ大事故になりかねません。
あおり運転や幅寄せなど悪質なドライバーがいる一方でSさんのような思いやりの心を持ちハンドルを握っているドライバーもいる事にホッとします。
人はひとつの視点から人や物事を判断しがちです。
そして、一つの方向から見たものが、そのものの姿であると思いイメージを固めてしまいます。
私自身も、時には学生の立場に立って別の角度から物事を見つめることができると、新しい発見があるかもしれないと考えました。
教務係 寺田