今日の心がけ~職員のスピーチ~

飛鳥建築への憧れ

2020.06.15

 神社や仏閣などの建築を専門に手掛ける職人を「宮大工」といいます。

 神社やお寺といった建築物は、釘などの使用を最小限にとどめます。
そのため、伝統を踏まえた高度な技術が求められます。

 昭和時代の伝説的な宮大工・西岡常一氏は、飛鳥時代の古代工法で大きな寺院を造営できる、最後の宮大工棟梁と言われました。
氏は、「世界で一番古い木造建築だから」と法隆寺を見にくる人について、次のような言葉を遺しています。

 「古いだけならそこに落ちている石のほうが古い。
古いからじゃなくて、我々の祖先である飛鳥時代の人達が、建築物にどう取り組んだか、人間の魂と自然を見事に合作させたものが、法隆寺ということを知って見にきてもらいたい」

 西岡氏が、再現不可能と言われた飛鳥の技法を蘇らせた原動力は、先人の仕事への憧れと、<その技術を何としても身につけたい>という熱意でした。

 仕事の上でも、より良い創意や工夫は、目標がはっきりした時に生まれます。
目標とする先輩や獲得したい技術を意識して仕事に臨みましょう。

今日の心がけ◆目標を明確にしましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

 広辞苑によると、「目標」の定義は、「目的を達成するために設けためあて」。
「目的を達成するために設けた手段」を意味しています。

「目標」は、「目的」を実現させるために設定していくことであり、仕事では業務内容そのものになります。

 新型コロナウイルスを想定した目的を達成するために「新しい生活様式」などの目標を立てて実現させるために教職員一丸となって臨みたいです。

事務局係長 田中淳一

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