今日の心がけ~職員のスピーチ~
「空の上の出来事」
2023.02.27
Aさんが出張で飛行機を利用した時の事です。
カーテンで仕切られたギャレー内の乗務員の声が気になり、機内での睡眠が思うように取れませんでした。
機内サービス中の乗務員に声をかけ、「話し声が大きくありませんか。休むことができません」と、思い切って伝えたのです。
すると乗務員は、着席しているAさんより目線を低くし、「失礼いたしました。休息の妨げとなってしまい、申し訳ございません」と深々と謝罪しました。
Aさんへの対応を終えると、すぐにギャレーへと戻り、クルー全員で情報を共有し、すぐに改めようという話をしている様子が伺えました。
乗客の声を真摯に受け止め、実行へと移す姿に、不快な気持ちは消え去り、足取り軽く目的地へと向かう事ができました。
お客様が苦情を口にするという事は、相応の勇気がいるものです。
お客様からのクレームや様々な要望を、今後の業務改善やサービス向上の好機ととらえて、ピンチをチャンスに変えましょう。
今日の心がけ♦クレームを活かしましょう
日々生活をしていてたくさんの人との関りがあり、苦情を言われることは誰にでもあることです。
思うに、心の中で思って口に出さない人、思っていることを口に出す人の二通りある気がします。
ちゃんと口に出して言ってくれる人の方がカラッとした人なのではと思うようにして、悪口ではなく、自分が良くなるための意見やアドバイスと思い、素直な気持ちで受け入れて直していける様に心掛けようと思いました。
食堂 水村
このような客室乗務員は稀ですが、訓練されていても中にはいるのですね。
声掛けした客室乗務員の対応は素晴らしいものですが、その前に何とか気付いて欲しかったですね。
これは他人事ではありません。
明日は我が事ですからね。
ほんがくで開催されるオープンキャンパスをはじめとするいろいろな行事において同じことが起こってはいないか?
このように注意してくださる方にはその対応ができるので良いのですが、声なき人の不満や苦情は掴み切れず改善がなされないままになります。
それには自らがお互いに注意し、改善に努力するしかありません。
意図せず相手に不愉快な思いをさせた場合でも、ほとんどの人は声に出さないで「まあ、いいか」でも「ここには2度と来ない」という結果になるでしょうね。
この中で影響力の強い人がいる場合には注意が必要です。
所ごく少数ですが中には良きアドバイスとして声に出してくれる人もいるでしょう。
せっかくいただいた貴重な機会、そんな時は改善・改革のチャンスです。
これまで気づくことのなかった不備や不足の点を早急に改善できるのですからね。
これが進歩に繋がりますからね。
我々教職員も学生や外部の方々からのご意見やアドバイスを真摯に受け止め、改善に努めていきましょうね。
できることなら、指摘を受けないで進められれば良いのですが、完ぺきにはなかなか難しいところです。
いずれにしても埼玉純真をよくすることだけを目指していきましょう。
藤田