今日の心がけ~職員のスピーチ~
仕事における句読点
2023.02.24
昼休みや休憩時間、朝礼や終礼、待ち時間など、業務の合間には、様々な時間が存在しています。
そうした時間を、ただ何となくではなく、どう工夫して過ごすかによって、一日の仕事の充実度は変わってきます。
文章においては、句読点が適切に挿入されることで、その一文は鮮明で理解しやすいものに仕上がります。
もし、「、」も「。」もなかったら、文章の意味はわかりづらく、質は低いものになるでしょう。
仕事においても同じでしょう。
朝礼で元気よくスタートを切り、その後、点を打つように決められた休憩をしっかり取ることで、新たな気持ちで次の仕事に取りかかることができます。
心を整えることは次の仕事への準備にもなります。
仕事を終える際には、丸を打つように後始末を丁寧に行ない、感謝の心で仕事を終えます。
そうしたメリハリは、集中力や緊張感を持って仕事に臨む習慣を作り、仕事そのものの精度を上げることにもつなかっていくでしょう。
点や丸をうまく織り交ぜて、より充実した職場生活を目指しましょう。
今日の心がけ◆仕事の緩急を大切にしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
”緩急をつける”という表現より、よく耳にするのは、”メリハリをつける”という言い方が多いように感じます。
このメリハリというのは、力を抜くところは抜いて、また力を入れるところは、気持ちを張ってしっかりとやる。
つまり、”ON”と”OFF”の区別をするということだと思います。
仕事や勉強をダラダラといつまでも続けることや、逆に何もせずずっと休んでいるような場合は、メリハリが無いとマイナスな印象になってしまいます。
誰もが、1日の、1週間の、ひと月の、半年の、そして1年のといった目標を立て、そこに向かって日々頑張っていることと思います。
しかし、頭の中ではメリハリのある仕事や行動をと意識していながらもなかなかメリハリをつけながら予定通りに進めるのは難しこともあります。
特に仕事においては、自分ひとりで進めているものではないため、他の部署に繋がる仕事だという認識を職員一人ひとりが持つことで、同じ方向性が生まれ、連携することでメリハリのある仕事の形ができてくると思います。
文章についている句読点のように適切なタイミングで他の部署へと業務連携ができていれば、そこには自ずと目標である結果が見えてくると思います。
この機会に自分自身の現状としっかりと向き合い、改めて仕事における自分の句読点の付け方を見直し、メリハリを持って業務に臨み、仕事の制度を上げていきたいと思いました。
実習指導係 栗原
そうですね。
仕事などの合間の時間をどのように過ごすかで、次のスタートがどのようになっていくかが異なりますね。
合間の時間にそれまでやったことを振り返り、これから取り掛かろうとすることの道筋を立てることに使うかもしれせん。
あるいは何も考えないで頭と身体を完全に休めることで過ごすかもしれません。
どちらもアリですね。
人をはじめ全てのモノは時間という波に基づいて生きています。
周波数はそれぞれ異なりますが、リズムと波によって生きています。
それが自分と一致したときには心地よいと感じ、そうでない場合には不快と感じます。
仕事も波に乗ってできる場合と波に乗れないで、躓きながら進める場合とでは効率が異なります。
人と人との関係も同様で、シンフォニックな関係ができれば、スムーズにコトは進みます。
ここから別業務担当者同士がひとつの目標へ向かって取り組む時にはシナジー効果が生れます。
ここで重要なのが、他者との適切な距離間を維持することです。
そのためには自分のことだけを考えるのではなく、常に周囲の他者を意識して行動する習慣が必要です。
他者に関心を持ち、一緒に仕事ができることに感謝し、仕事の遂行に感動する、このような流れがあればなおさらです。
そこに、ハーモニアス(harmonious)な関係が構築され、心地の良い場所となります。
信頼される保育者を目指す本学の学生がこの雰囲気を感じてくれると良いですね。
そのためには、サポーター役の本学の教職員相互の関係がこのようであれば完璧です。
このことから学生も良い影響を感じて行動を習慣化してくれるでしょう。
藤田