今日の心がけ~職員のスピーチ~

サポート体制

2023.02.24

営業部門で働くB氏。
最近、小さなミスが続いている後輩のAさんが気になり、声をかけたところ「家族の介護のことで悩んでいる」と打ち明けられました。
B氏は、後輩が家族の介護でプライベートの大半を費やし、疲れが溜まっていることを知りました。
後輩の了承を得た上で、そのことを上司に報告しました。

その後、事情を汲み取った上司は、Aさんが担当している職務の進捗状況を上長が掌握できるように仕組みを変えました。
そして、いざという時に備えて、Aさんの仕事を数人でサポートできるように体制を整えたのです。

「いつ、病院から呼び出されるかわからない。けれども、職場に迷惑はかけられない」と悩んでいたAさん。
職場の支援を得たことで気持ちが切り替わり、現在は公私のメリハリをつけて介護や仕事に打ち込んでいます。

家族の事情によって、仕事に集中できない状況は、誰にも起こり得ます。
そうした時に、心配ごとを早めに打ち明けられる人間関係を目指して、何かがあった時でも代替のきく職場の体制を整えておきたいものです。

◆今日の心がけ◆サポートし合える体制を整えましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

このお話を読んで、他人ごとではないお話だと思いました。

介護だけではなく、家族の病気や、トラブルなどに巻き込まれているなど、気になることがあるけどプライベートなことだから、職場の人に話すのは気が引けるという時があります。
そのような時は、仕事に集中が出来ず、話も上の空になり、気持ちも後ろ向きで暗くなっています。
話しかけられるのも煩わしいと感じ人を避けてしまうので、人間関係の空気が悪くなり、業務の進みも遅くなったりミスをしてしまったりして、悪循環でどんどん気持ちが重くなってしまいます。

プライベートなことを職場に持ち込んでいることになるので、それではダメなことは分かっていても、答えが出ない悩みなので、表面上明るくするということすら辛いと感じてしまいます。
このお話の先輩のように、普段と様子が違うことに気付いて、声をかけてくれることで、自分から話しにくかったことも話してみようという気持ちになれると思います。

話すことで気持ちが楽になったり、解決策が見つかるかもしれないので、まずは一緒に働いている人たちの話が聞きやすい職場の雰囲気や人間関係を築くことが大切だと改めて思いました。
そして、もしもの時には、せめて自分の行っている業務や関係している業務についてだけでも、当たり前のように協力をし合えるような体制を、整えておけるようにしたいと思います。

職場以外でも、気付いていないだけで、一人ではどうにもならないということを悩んで、抱えている人は多いと思いますので、困ったときはお互い様という気持ちで、周囲の人と接していけるようにしたいと思いました。

庶務係 大澤

たしかに家庭での問題を含めた個人的な問題は仕事に支障をきたすことがありますね。
ここにある介護の問題などはすべての人にいずれ当てはまる問題ですね。

介護や育児が問題となっていますが、自分自身のことなどでも悩みを抱えている人は多くいるでしょう。
その折に支えとなるのは、やはり周囲にいる人々です。
この周囲にいる人々がどれだけ理解をしてくれるか、手を差し伸べてくれるかが重要です。

組織ではどんなことが起きても、それに対応できるよう組織としての体制は整えています。
本学でもできる限り2名体制をとり、部署異動ですべての業務を知ってもらいたいなどと考えております。
しかし、全てが万全というわけにはいきません。

個人と組織を分けて考えるようにと言ったとしても、身体と心はひとつですから難しいことです。
そのような折に、信頼できる人、寄り添える人がいると嬉しいですよね。
日頃からそのような人を作っておくことも大切ですね。

幸い埼玉純真の職員のみなさんはお互いに相手に気遣いをしながら助け合っていると感じています。
このような「おたがい」を感じるためにもできる限りお互いに相手に関心を持って接することが必要ですね。
こんなことが学生にも伝わって、学生もそのような関係づくりができるようになればと思います。

一生の内、全ての人が時間や程度の差はあれども同じ経験や体験をしていくことですからね。

藤田

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