今日の心がけ~職員のスピーチ~
光を照らす
2023.02.15
6月11日から15日頃は、七十二候の一つ「腐草為蛍」です。
蛍は別名「腐草」と言います。
土の中でさなぎになり、羽化して地上に現われた姿を見て、「朽ちた草が蛍になる」と表現したのです。
蛍は、命いっぱいに光を輝かせます。
私生活や仕事において、私たちが蛍のように、どれほど周囲を照らす存在になっているでしょうか。
入社間もないIさんは、会社に着いても元気な挨拶ができません。
朝が弱く、気が沈んだままの状態を、会社にまで引きずっていたのです。
ある朝、上司から「いつも挨拶の声が小さいから、具合でも悪いのかと思っていたよ。
一日の始まりだから元気に挨拶してごらん」とアドバイスされました。
翌朝、Iさんは、上司が元気よく挨拶をしていることに気づきました。
部下にも先手で挨拶をする姿に意外な一面を発見し、元気を貰いました。
それまで、声を出すことを躊躇っていましたが、自らも積極的に挨拶しようと思ったのです。
朝の挨拶や返事一つでも、周りを明るくすることができるのです。
今日の心がけ◆周りを照らす存在になりましよう
挨拶をすると気持ちが良く、挨拶をして嫌な気持ちになったことはありません。
また、挨拶されて嫌な気分になったこともありません。
挨拶はするのもされるのも気持ちがいいものです。
挨拶をするだけで気持ちのいい一日を始めることができます。
大きな声を出して挨拶を続けていれば、顔は自然と明るくなり、口調も自然とハキハキしてきます。
昨日イヤなことがあって暗い気持ちが残っていても、大きな声で挨拶をしているうちに気分が晴れてくることもあります。
月曜日のプレカレッジで緊張しながら入り口を入ってきた、高校生に挨拶をしたところ、ほっとした顔になり、挨拶をかえしてくれました。
挨拶は緊張を和らぐ力があるととその時改めて感じました。
新入生は分からない場所で学校生活が開始されます。
不安な学生に対して、今まで以上に明るく笑顔で挨拶をして、少しでも安心して登校できるような環境を作っていきたいと思いました。
実習指導係 林
そうですね。
慣れない環境(初めての場所など)に置かれたときに、人だけでなくすべての生き物は緊張して動くことができなくなります。
「借りてきた猫」状態ですね。
これは周囲の様子を観察し、安全を確かめる場合に全てのモノが行う行為です。
その環境が安全を煤に察知でき理解しやすい状態であれば、本来の行動をとります。
犬や猫を家に連れてきた最初の状態と考えればわかります。
もちろん人も同じです。
その安全を確認するために、人は笑顔と挨拶を行います。
それ対する反響で安全性の度合いを確認します。
ですから、挨拶が常に大切と言われるゆえんです。
明るく輝く保育者を目指す本学の学生はいつも元気な挨拶を交わしています。
教職員も学生も共に挨拶のシャワーを浴びて笑顔で活動しています。
4月からの新入生もこの笑顔と挨拶のシャワーで迎えてあげましょうね。
藤田