今日の心がけ~職員のスピーチ~

取り返せないもの

2023.02.09

 6月10日は「時の記念日」です。
1920年、当時の生活改善同盟会により、日本で初めて時計装置が使われた日を記念して制定されました。

 その起源は『日本書紀』に遡ります。
「漏尅を新しき台に置く。始めて候時を打つ。鐘鼓を動かす。始めて漏尅を用いる」と、
天智天皇の設置した水時計が初めて鐘を打った日が、現在の暦では6月10日にあたることに由来しています。

 アメリカの政治家ベンジャミン・フランクリンが遺した「時は金なり」は、時は命そのもの」とも捉えられるのではないでしょうか。

 人生とは、瞬間、瞬間の集合体です。一つひとつ瞬間とは、日常、私たちが
判断やそれに基づく行動により成り立っています。

 勇気を出して一歩前に踏み出すのも自分、怖れや憂いを抱いて後退するのも自分です
時イコール命を無駄にしないためにも、まずは後戻りのできない今日一日に集中して、
精一杯生きましょう。

今日の心がけ◆今に集中しましょう
『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より

 時の記念日は時間をきちんと守り、欧米並みに生活の改善・合理化を図ろうと
制定されたそうです。

 時は金なりはタイムイズマネーの日本語訳で時間はお金と同様に貴重なものだから、
決して無駄にしてはいけないいましめ時間を失えば、その分お金を稼ぐチャンスを
失うという意味です。

 時間をどのように使うかは自分次第であり時間をお金で買っているということに
もなります。衣食住を自分でやっていた時代から出来上がったものをお店でお金を
出して買っている。できるまで時間が掛かりその時間を買っていることになります。
時間を買い、自分の時間を仕事家族趣味など時間を選択することが大切だと思います。

事務局係長 田中 淳一


“Time is Money.”そうですね。
しかし、時間とお金とは異なった性質を持ちます。
時間は増やすこともできなければ、借り貸しもできません。

「今」しかないのです。
全ての人に平等に与えられているのはこの時間だけだと考えています。
大金持ちはいるかもしれませんが、大時間持ちを見たことはありません。

「時が来た」「今がその時だ」というように「時は波のように押し寄せる機会」と考えられます。
僕の大好きな言葉のひとつ”Chance”です。
「チャンスの神様は前髪しかない」(ギリシャ神のカイロス)と言われます。
その機会を掴むか、掴めないかはそれまでの準備や意識によります。

また、この時間は人の心と常に連動しています。
好きな人と一緒なら時間は早く過ぎていき、嫌な人と一緒の時は長く感じられます。
お金もそうかもしれません。
100円も人によって、場合によってその価値は変化します。

いずれにしても「今」しかない時間をどのように過ごすかは本人の意識次第です。
産まれてからこれまでの積み上げらえた「今」が現在の状態を作っています。
保育者を目指す本学の学生には、平等に与えられたこの「今」を大切にして欲しいものです。

そのような学生をサポートする我々教職員自らが今を大切にする姿を見せていきましょう。

藤田

 

 

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