今日の心がけ~職員のスピーチ~

ひと声の親切

2023.02.07

駅や街中で外国人を見かけることが多くなりました。
東京都内に勤務するEさんは、通勤の車内や駅で、よく外国人観光客を目にします。
混雑する車内に大きなスーツケースを持ち込んだり、改札前で右往左往する姿に困惑することもありました。
 ある朝Eさんは、駅のホームで、大きな荷物を持って困っている様子の外国人家族を見かけました。
乗る電車がわからないようです。
すると、一人のビジネスマンが近づいて日本語で声をかけ、身振りと筆談でその一家を案内し始めました。
ビジネスマンと別れた外国人家族は、不安そうな顔が一掃され、にこやかな笑顔で電車に乗り込みました。
その光景をとても清々しく感じたEさん。
今まで、英語が話せないからと理由をつけて手助けをしなかった自分を顧みました。
困っている人を見かけて時、相手の国籍にかかわらず、手を差し伸べられる自分でありたいと心を新たにしたEさんです。

今日の心がけ◇困っている人に優しくしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

 

外国人に限らずお年寄りや妊婦さんなど、困っている人がいたら手助けをしたいと思う自分がいる一方で、これは余計なお世話なのではないか?と考え行動に移せないことがあります。

電車で席を譲る際などよかれと思って行動したことが、逆に相手に気を使わせてしまったり、気まずい思いをした経験があるからです。
そんなときマタニティマークのキーホルダーなど、目に見えるサインがあると安心して声をかけられるので助かります。

最近では義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方々が、周囲の方に知らせることができるヘルプマークがあります。
援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークですが埼玉県でも平成30年7月からこのマークを導入し、普及に取り組んでいるそうです。

何か確信がないと人助けできない世の中は少々寂しいように感じますが、まずはひと声かけるきっかけにはなるでしょう。

外国人旅行者も少しずつ増えつつあります。
私自身も本文に出てきたビジネスマンのように、振る舞い困っている人の手助けをしたいと思いました。

教務係 寺田

そうですね。
このような場合、とっさの声掛けは慣れていないと難しいですね。
「小さな親切、大きなお節介」などと言われたこともありますからね。
なおさらです。

しかし、声掛けはしてあげたいですね。
先日も足利の鑁阿寺に行った折に、男性二人連れに声がけをしました。
両替をしたいのだがどこに行けばよいか分からないというスリランカからの二人でした。

続いて、男女の二人連れ、カナダから来た人たちでした。
お寺をバックに写真を撮ってあげたら喜んで、これから行く場所を尋ねられました。
僕も足利は分かりませんでしたので、お店の人に尋ねて何とか・・・。

僕も外国に行った時にはいろいろと尋ねられる人を捜します。
雰囲気で尋ねても良い人と面倒だと思われる人との区別がつくから不思議です。
まずは外国人でも日本にいる限りは日本語で話しかけてみてはどうでしょう。

意外と話せる人が多いのに驚きです。
お互い様ですからね。
本学の学生は保育者ですから気軽に声掛けができると良いですね。
そのためにも我々教職員から気軽に声掛けをしましょうね。

藤田

 

 

 

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