今日の心がけ~職員のスピーチ~

一汁一菜

2020.01.27

献立の基本といえば、一汁三菜です。
一汁は汁物、三彩ははおかず三品という意味です。
ところが、「家庭料理は一汁一菜でいい」と提案するのは、テレ部番組「今日の料理」などでもお馴染みの料理研究家・土井善晴氏です。
氏によれば、一汁三菜とは、もともと神様へのお供えであり、ハレの日の料理だったのが、いつしか和食の基本だと誤解されるようになったといいます。
「家庭の料理がいつもごちそうである必要はない。ご飯を炊いて、あとは具だくさんの味噌汁を作ったら十分。これだけでも健康は維持できる。」と語ります。
食の情報が溢れ、美味しいものが手軽に手に入る時代、「一汁一菜でいい」という考え方は、これまでの自身の食生活を振り返るきっかけになるでしょう。

◆今日の心がけ◆日常生活の基本を大切にしましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

古くから伝えられてきたことには深い意味があり、色々なことが発達し便利になった現代の物よりも、人間の体に合った良いものだったりします。

作り置きの技術で、お惣菜が何時間ももつようになり、種類も豊富になったので、私が一人暮らしをしていたときも、食事が豪華だったように思います。

ですが、体には良いとは言えません。必要以上の栄養が簡単に取れてしまうため、内臓のどこかに負担がかかったり、簡単に言えば太ってしまったりします。

献立に限らず、必要以上にものが増えると、部屋が片付かなかったり、着ない洋服や履かない靴が場所を占拠したりして、勿体ないし環境にも優しくありません。
このお話しのように、必要なものを必要なだけ持っていれば、人間は健康で十分な生活がおくれるのだと思います。

一汁一菜の基本を忘れずに、無駄なものや必要以上のものはないか、日常生活を見直し、少しでも長く健康でいられるように心がけたいと思いました。

庶務係 大澤

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