今日の心がけ~職員のスピーチ~

伊勢エビよ永遠に

2017.01.30

伊勢エビは、飲食店などでは、高級食材の一つとして取り扱われています。
漁協では、伊勢エビの資源保護に力を入れてきました。
禁漁区域を設けたり、刺し網漁法で使う網を規制したり、
企画に満たない小さなエビを青年部が買い上げて、
再放流する活動も行なっています。
こうした試みを長年継続している成果は大きく、
現在でも、日本有数の伊勢エビ漁獲量を誇る漁協の一つとなっています。

◆今日の心がけ◆目先の利益を越えた仕事を目指しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

仕事をしていて「これやる意味があるのかな?」とか「これ必要?」など、
今やっていることへの疑問の言葉をたまに耳にします。

私もそう思うときもありますが、
前任者、またその前任者から引き継がれていることや、
周りから自分に依頼されたことには、
その方達が仕事をしてきた中で「必要だから」があったからです。
やり方や内容はその時代に合わせて変えたり、新しくしたり、
より良い形にしなければならないと思いますが、
そのこと自体は、必要だからこそ引き継がれてきたり、
依頼されているんだと思います。

今現在、目先のことだけ考えると、
無駄に思えたり、何で自分がやらないといけないのかと
不満に思ったりしてしまうと思いますが、
それをすることでいずれ他のだれかの仕事の助けになったり、
続けることで大きな成果を得ることもあるのだと思います。

自分が快適に仕事を進めたい気持ちは誰にでもありますが、
周りとの繋がりを考えて自分にとっては面倒臭い、
無駄な作業に思えることも、
地道に行っていくことで、周りの作業がスムーズに進み、
その結果、自分もやり易くなるのかもしれないと考えて、
これからも周りに目と心を配りながら作業をしていきたいと思いました。

このお話を読んで、
長年地道な努力をしてきてくれた漁業者の方がいてくれたからこそ、
今私は大好きな伊勢エビを、
たまーにですが食べることがでていると知りました。
もしこの試みがなければ、漁獲量は減り、さらに高級食材となってしまい、
私には手の出せないものになっていたはずです。

このように、私自身も、後々にあの人のお陰で
これが出来てるのだと思ってもらえるように、
面倒臭い無駄な作業を地道に行っていきたい思います。

庶務係 大澤

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