今日の心がけ~職員のスピーチ~

窮すれば通ず

2015.07.21

『職場の教養』(社団法人倫理研究所)「行き詰まり」の中の
易経に書かれている“変ず”とは、
事態が膠着すると、そこに何らかの変化が起き、
その変化に乗じて己も変えて行動することで、
新しい展開を見出せるということです。

先日の高校訪問で、進路指導部の先生から
「企業からの求人のための訪問や問い合わせが多く、 進学関連のアポイントについては日程をずらしてほしい」
と言われました。

就職氷河期と言われた新卒者の就職難の年がしばらく続きましたが、
まずは大卒者向けの求人が増え、
ここにきて高卒対象の求人状況が改善されてきたのかと思います。
もっとも、大幅に景気が回復した感はありませんが、
若年層の人口が減少傾向にあるため、
ちょっとした好景気であっても、人手不足の状況になるのでしょう。

保育業界では、以前から人手不足の状態が続いています。
待機児童の問題を抱える大都市圏では尚更です。
最近では、企業立の保育園が増加し、
保育士養成校の卒業生を大量に確保しているとも聞きます。

このように、今は“大学売り手市場”です。
ただ、この状態が永遠に続くことはありえません。
将来、保育士を目指す学生にとって 就職難の時代が来るかもしれません。
その時までに、どのような対策を立てて対応できているか、
そこが重要です。

世の中が変わるように、人も変わることができます。
常に危機感を持ち、環境の変化を見極め、
その姿勢を職場での行動に活かしていきたいと思います。

今日の心がけ◆今できることに全力を尽くしましょう

事務局 係長(進路支援担当) 中村 周

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