今日の心がけ~職員のスピーチ~
与えれば与えられる
2015.01.27
他者のために与える人は、他者から与えられる人です。
これを江戸時代後期の思想家・二宮尊徳は「たらいの水の原理」として、
次のように説明しています。
「たらいの中の水を、欲心を起こして自分の方にかき寄せると、向こうに逃げる。
人の為にと向こうに押しやれば、我が方にかえる。」
日本沙漠緑化実践協会の創設者である故・遠山正瑛氏は、
「人のために何かを行なえば、最後には自らに帰ってくる」という信念の持ち主でした。氏は次のような言葉を残しています。
「知恵のある人、知恵を出す。金のある人、金を出す。物のある人、物を出す。命出す人、命出す。四つが組んで頑張れば、世界の砂漠は緑化する」。
最後の「命出す人、命出す」を自らの決意として、氏は、砂漠緑化に生涯を捧げました。
「徳に勉むる者は、これを求めずして、財自から生ず」は西郷隆盛の言葉です。
「徳」は利他、「財」は利益、人間社会の営みは、利のやり取りといえるでしょう。企業も、他に利益を及ぼしてこそ、自らにも利益が帰ってくるのです。
今日の心がけ◆利他の精神を発揮しましょう『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より
やり取りをすれば何かが帰ってきます。
現在の学校の良い状況も他に利益を及ぼしてきたのもが
自らにも帰ってきている状態だと思います。
引き続きこの状態になるように努めたいです。
事務局係長兼学生担当 田中淳一