今日の心がけ~職員のスピーチ~
真の「学び」とは
2014.10.29
「学びは真似ることから始まる」といわれてます。
『大辞泉』によると「まなぶ」は「まねぶ」と同義語であり、
「まねをする」と記されています。
上司、同僚、部下の中に、自分より優れたものがあるはずです。
その優れたものを、謙虚に習い、真似てみて、自らの努力で身につけることが
真の「学び」でしょう。
まずは、学ぶ意欲を持つことが自己向上の鍵です。
◆今日の心がけ◆優れたものは習得しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
自分が何か上手くできないことや、自信を持って出来ないことは、
出来ている人や自分が尊敬できる人のやり方を真似したり、
言動を見習うといいよと言われることがよくあります。
たしかに!出来ている人のやり方を真似してみると、ちゃんとできます。
ですが、これは出来ている人が出来るようになるまでに
試行錯誤や努力をして得たものです。
ですから、その結果だけを真似して出来たとしても、
自分自身のものにはなっていないので、
次に何かがあった時には応用が利かないということになってしまうと思います。
まずは真似してみて、その後はこれはどうしてこうなったのか?を
きちんと考え、取り込むことで自らの知識や力となり、自分自身のものに
なっていくのだと思います。
私もそうでしたが、よく自分より優れていると感じた相手に
妬みや嫉妬をする人がいます。
しかし、自分にできないことを出来る人が近くにいることは、
学べる教材が目の前にいることなので、とても有り難くて嬉しいことだと、
私はこの年齢になって思うようになりました。
妬んで遠ざけてしまうのは、とても勿体ないことだと思います。
幸い、私の周りには真似して色々なことを学び取りたい方がたくさん居ますので、
これからもきちんと真似して学ばせて頂きたいと思います。
庶務係 大澤