今日の心がけ~職員のスピーチ~

電気を買う

2014.02.25

今回のスピーチのタイトルは「電気を買う」でした。

電気は目に見えませんが、料金を支払っているということを忘れてはなりません。
無駄を省いた分が利益になることを知る必要があります。
ライフラインに関するもの・・・何気なく充電する携帯電話、点けっぱなしの蛍光灯、
不在の部屋のエアコンなどは無駄な消費・・・
使用した分量に応じて確実に課金されていることに意識を向けること。
電力などに頼らずに切り盛りする術を日頃から講じておくことの大事さ。
◆今日の心がけ◆経営者の視点で考えましょう
(社会法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より)

このお話に書かれているように、私自身確かに、手に取り、目で見ることの出来る物に対しては、金銭が動いているという意識が強くありますが、電気や水などのことは、つい忘れてしまいがちです。

しかし、私自身、親元を離れ、自分ひとりで生活をしていた時は、この目に見えない部分にこそ神経を使っていたことを思い出しました。食費や衣料品や化粧品などは目に見えてどのくらいかかるかが分かりますが、水道光熱費は使った分をちゃんとメーターを見て把握しないと、その月にいくらの請求がくるのかが分からないので、請求書が来てビックリ!!ということもたびたびありました。

これは、自分が支払をするため、自らに降りかかってくることなので、毎月気を付けて節約をするということが当たり前になりましたが、自らに降りかかってこなくなると、また目に見えないものになってしまい、点けっぱなし、出しっぱなしを平気でやってしまっている現状に改めて気付きました。

職場でも同じです。
自らのお財布から支払われるものではないので、つい見えないものになってしまい、とても無駄につかっているものが多くあると思います。

「電力に頼らずに切り盛りする術を日頃から講じておくことの大事」との一文を読み、思い出したのは、東日本大震災の起こった日、電気、ガス、水道など、すべてが一度に止まってしまったことです。生まれて初めての経験で、とても不便で不安で、気やガスを使わずに生活する為にはどうしたらいいのか?何が必要なのか?と真剣に考え、この目に見えない電気やガスなどがどれだけ大事なものなのかを思い知りました。

そしてこの時に、私たちよりも、もっともっと不自由で大変な思いをしている方の為に、「節電しよう!」「節約しよう!「と皆が頑張っていたことも思いだしました。

あれから3年が経ち、記憶が薄れてきてしまったせいか、また元の“あって当たり前”の生活に戻り、節約をしようという意識まで薄れてしまっていたことに、反省です・・・。

今回、このスピーチをきっかけに、電気やガスなど目に見えないものも、『タダ』ではないことを再認識して、節約、節電の意識をきちんと持ちながら、周りをよく見てみようと思いました。

と同時に、私自身の
「生活を支えてくれる資源」、
「心を支えてくれている周囲の優しさ」などの
“目に見えない力”の有難さにも、ちゃんと気付いていきたいと思います。

庶務係 大澤

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