今日の心がけ~職員のスピーチ~
「悪しき習慣の壁」朝礼スピーチ
2013.08.30
人は困難に陥った時ほど、悪しき習慣が現れると言われています。
例えば、自分の失敗を素直に謝罪せず必死に隠そうとしたり、何かしら理由をつけて言い訳をしようとしたり…
自分が得意ではない仕事の依頼が来た時や忙しく余裕が無い時は出来ない理由などを次々に作り出しその仕事をやらなくていいような雰囲気にしたり…
きっと誰もがそうだと思いますが自分の得意な事は時間を忘れて楽しく出来ますが、自分の苦手な事や得意ではない事は気は重いですし、「失敗したらイヤだな」と考えてしまい進んで行いたくないですよね。
しかし、このように自分の苦手な事から逃げていてはいつまで経っても成長しないと思います。
以前、幼稚園で勤務していた際、2年目に初めて担当した学年の運動会の踊りを決める時に「この学年の踊りのレベルが分からないです」と、発言をしたことがあります。
(若かったな~と今では反省していますが…)
正直な事を言うと、自分で踊りを決める自信が無かったので他の先生方に助けやアドバイスを求めていたのです。
その時、他の先生に「踊りのレベルが分からないのは昨年度の運動会で他の学年の踊りを見ていなかったのが原因よね」と言われました。
きっと、その先生はわたしの甘えを見抜いていたのでしょう。
わたしに成長して欲しいという思いで「あなたなら出来るわよ!」という思いで注意してくださったのだと思います。
その時から…
「自分のクラス・学年だけでなく周りの学年の踊りや活動内容も視野に入れながら行動しなくてはいけないのだ」と実感し、普段の園生活の中でも周りに気を配るように心掛けました。
その先生の教えは今でも忘れておらず
現在も、この部署は忙しそうだな…
この部署はこの準備をしているな…
手伝えることはあるかな…
など考えながら仕事をするように心掛けています。
(しかし、他の部署を助けるよりもみなさんに助けられることの方が多く、同僚に感謝の日々です!!)
厳しい時こそ、自分が得意ではない事を行う時こそ、「成長する糧」「成長する第一歩だ」と考え立ち止まらず行動しなくてはいけないなと感じています。
そのような心掛けヒトツで「苦手」がなくなり全てが「自分のため」になりますよね。
わたしは、出来ない理由・苦手な理由を述べる前にまず笑顔で「はい!!」と返事をし、自分のデスクに戻って「とりあえず出来るところまで頑張ってみよう」と考えてみるようにしています。
そして、考えた後にゆっくりと後ろを振り返り「学長先生…これはどのように進めたらよろしいでしょうか…」と、小さな声でご助言を求めるわたしがいます。
(藤田学長はわたしの斜め後ろなのです!)
ハッッッ!!
このわたしの振り返りこそが「悪しき習慣」!?!?
入試広報・実習指導 松原みゆき