今日の心がけ~職員のスピーチ~
舞台の裏側では全員が主役
2013.08.23
8月23日(金)の朝礼スピーチは「舞台の裏側」です。
昨日のニュースで、アメリカ大リーグ、ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手が、日米通算4000本安打を達成したことの報道がありました。彼へのインタビューの中で、「これは自分がしたのではない。周りが実現の場を設けてくれたのだ」というようなことを言っていました。周りというのは、チームメイトであり、コーチやトレーナーであり、球団関係者も該当するかと思います。
大学という組織では、学生に高等教育を受けさせるという一つの義務がありますが、この教育を授ける立場にあるのが教員で、その教員を直接的に、または間接的にサポートするのが事務職員の役割かと思います。
例えば、教務であれば授業実施のサポート、学生支援であれば学生生活に関するサポート、本学のように保育・幼児教育の学科構成であれば実習のためのサポートがあり、そしてその領域での進路支援があります。さらには大学運営に関して庶務や経理部門からのサポートがあり、新入生の確保や本学の広報のための担当がいます。
直接、教育に携わらなければ、脇役なのでしょうか?
いいえ!
それは「脇役」という役名の「主役」なのではないかと思います。
「舞台の裏側 - 今日の心がけ -」(『職場の教養』:社団法人倫理研究所)にも記載されているとおり、<自分の働きを尊びましょう>。
このように共通の目標に対して、個々の職員がプライドを持って働かなければ、“達成”することは実現できないのではないでしょうか。
入試広報・特別任務担当 係長 中村 周