今日の心がけ~職員のスピーチ~

私には向いていない

2013.08.09

本日のスピーチは「私には向いていない」でした。

新入社員研修が行なわれる中、研修三日目で「私にはこの会社の仕事は向いていません」と申し出る社員がいましたが、仕事の向き不向きが三日でわかるはずがない。

仕事が「向くか向かいないか」は、現段階で「できる、できない」とは違います。
現在の職に就いた経緯を思い起こし「まずはやってみよう」という気概を持ちましょう。

今日の心がけ:~目の前の仕事に集中しましょう~
(社会法人倫理研究所 法人局「職場の教養」より)

私も会社を変わった時や配置転換で新しい職場や職務になったとき、新しく何かを覚える時にはいつも「私には向いていない」と思いますし、口にしてしまっていました。
新卒で入社した会社も、「この仕事は向いていない」という理由で辞めてしまい今思うと「もう少し辛抱をしていれば・・・」「少し勿体無かったな・・・」という気持ちになります。

当時は学校を卒業して社会に出たばかりで、仕事も初めてでしたので、当たり前ですが、出来ないことや分からないことばかりで注意やお叱りを受けることが多く、「私には出来ない!もっと違うことの方が合っている!」と考え、逃げ出していました。
自分が出来ないことを認めず、「この会社が」、「この仕事が」私に向いていなかっただけだと周りのせいにして、「出来るようになるにはどうしたらよいか」と考えたり、「分からないながらに努力をしよう」とも思わず何もしていなかったのだと、当時の自分に情けなさを感じます。
今思えば、あの時、もう少し頑張って続けていれば、出来ていたことばかりだったように思います。

このお話のように、現段階ではまだ何も出来なくて当たり前なのに、自分自身で「もう出来ない」と限界を決めてしまっては、それはただの出来ないことで終わってしまいますが、この出来ないことやつらい状況を「とにかく今はやってみよう」という気持ちで踏ん張ることができれば、後々に環境に慣れ、仕事の全体が掴めてきた頃には「あの時のあれはこのことだったんだな」と、そこでやっと「向いてたかな」ということが分かってくると思います。

私自身、現在の職場と仕事でまだまだ戸惑うことが多く、「向いてないのかな・・・」と落ち込むこともあるのですが、このお話のKさんのように、20年くらいガムシャラに取組んだ頃に、気付けば「向いてたのかも?」と思えるように、仕事でもプライベートのことでも、今は目の前のことを頑張りたいと思います。

このように「がんばろう」と思えるのも、埼玉純真の職場のみなさんが温かく接してくれ、親切に対応してくれ、みんなで助け合おうとする雰囲気が私を励ましてくれているのだと、感謝しています。

新入社員時代に感じたこと、味わったことを反省して、今は「まず、なんでも取り組んでがんばってみよう」の精神でいます。
学生のみなさんも社会人になって、先生という重要なポジションに就いたら「私には向いていない」ではなく、「私に向いていなことはない、しばらくはがんばろう」の精神で良い先生や保育士になってくださいね。

きれいになったオフィスの片隅からですが、いつも学生のみなさんを応援しています。一緒にがんばっていきましょうね。「向いていないことなんて・・・世の中にはな~~い」とね。

                                                      

庶務係 大澤

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