今日の心がけ~職員のスピーチ~
節目の年に
2021.08.16
シウマイ弁当で有名な横浜の崎陽軒は、今年四月に創業百十周年、シウマイ発売九十周年を迎えました。
節目の年に、著名人のシウマイへのこだわりを掲載した『崎陽軒ウォーカー』が発売されました。
そこにはシウマイの豆知識や社の歴史も掲載されています。
こうした試みは、お客様に対しての広報活動のみならず、同社で働く従業員の励みともなっているようです。
日常の業務の中で、自社を「知る」のは難しいことかもしれません。
「創業は何年なのか」「どのような先輩たちがいたのか」「どのような変遷を辿ってきたのか」。
知っていることもあれば、意外に知らないこともあるでしょう。
こうした問いを持ち、知らない事柄や疑問を解消していくことが、自社を「知る」ということではないでしょうか。
周年行事などの節目を、自社を「知る」という意味ある日にした時、その企業の足腰はさらに強くなっていくでしょう。
今日の心がけ◆自社への学びを深めましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
本学のことは、自分がいる期間や部署であったことは、もちろんわかります。
それ以外でも前任者から引き継がれたり、過去を調べたりして学ぶこともあります。
卒業生からの問い合わせで当時の確認をする中で、現在との違いを理解したり、文科省や厚労省関係の手続きで、過去の提出書類を確認することもあります。
また、他の部署を手伝うことで知ることもありますし、私自身、部署をいくつか変わっていますが、異動することではじめて見えることもありました。
ですので、部署を変わるのもよいことだと思います。
本学でも周年の式典や講演がありましたが、それも今一度見つめるきっかけにもなったように思います。
それでも、まだまだ知らないことはあると思います。
自分の今の場所だけで、直接業務に関係が薄いことでも「知らない」ままではなく、「知る」意識を持ちながら、仕事ができるといいのではないかと思いました。
教務係 相馬