今日の心がけ~職員のスピーチ~

身近な芸術

2021.08.06

日本のレストランなどの店頭には、本物のような「食品サンプル」が並んでいる光景をみかけます。
近年、海外からの観光客から、この食品サンプルに注目が集まっているといいます。
日本で食品サンプルが作られるようになったのは、大正時代から昭和初期にかけてだといわれます。
同じ料理でも、店によって形や色、盛りつけが違うため、基本的には手作業で一つずつ製作されます。
食品サンプルは、海外からの訪問客の目で発見された、新たな日本文化の一つといえるでしょう。

◆今日の心がけ◆日本の文化を再認識しましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)

日本人の私は、食品サンプルは小さな頃から当たり前に目にしているもので、飲食店には必ずあり、珍しいものではないと思っていました。
このお話を読んで、以前、海外に住んでいた友人が帰国時に、食品サンプルや食品サンプルを真似したお土産を買いながら、海外の友人から海外では珍しいもので、とっても興味があるから買ってきてと頼まれたんだよと言っていたことを思い出しました。
その時は、こんなパスタをくるくるして、ホークが浮いてるオモチャをどうするの?とか、お寿司のキーホルダーより、本物のお寿司の方が美味しいよね?などと言ってました.

今は、テレビや雑誌でも取り上げられていて、食品サンプルを作るのには凄い技術が必要で、本物そっくりに作るように微妙な色を出したり、形を作ったりすることを知り、これは玩具ではなく、日本人として誇るべき高い技術で作られた作品なのだと思っています。

食品サンプル以外にも、花火や盆栽、宿泊施設でのおもてなしなど、海外の方から「素晴らしい」、「真似をしたい」と言ってもらえている、日本が誇れる文化が他にも沢山あると思いますので、これからは当たり前としてではなく、隠れた技術などがないか気にして見てみようと思いました。

庶務係 大澤

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