今日の心がけ~職員のスピーチ~
好意の効用
2021.07.05
私たちの日常生活は、人間関係で成り立っています。
人と人との関係は、家庭や職場のみならず、あらゆる場面で築かれます。
昨今は、転職や退職の理由の一つに挙がるほど、 人間関係で悩みを抱える人が多くなっているようです。
人は誰しも、苦手な人や相性の合わない人はいるものですが、どのようにすれば良い人間関係を保てるのでしょう。
それには、相手に好意を持つことです。そうすることで、相手の見方や捉え方に変化が生じます。
中国の儒教の経書『大学』には、 「好みてその悪を知り、悪みてその美を知る者は、天下に鮮なし」とあります。
「一旦その人を好きになると、長所ばかり見えて短所が見えなくなる。
逆に、相手を嫌いになると、短所ばかり見えて長所が見えなくなる」という意味です。
まずはこちらから好意を持つことから始めて、 相手の短所ではなく、長所や美点を探してみましょう。
自分から先に笑顔で挨拶をしたり、相手の話に耳を傾けたり、 共有する時間を増やしたりしてみましょう。
今日の心がけ◆美点探しをしてみましょう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
人間関係は何かのきっかけで突然崩れてしまうことがあります。
そうなった時、すぐに新しい友人関係を築ける人、反対に思い悩み続け日常生活に支障が出てしまう人など、さまざまです。
その時に身近な家族、先生、友人になんでも相談できる人がいることはとても大切だと思います。
話を聞いてもらうだけで気持ちが楽になったり、冷静な意見をしてもらって解決することがあるからです。
毎日の生活を送っているうえで、人間関係の悩みは尽きず、特に人間関係が苦手な人は、相当なストレスを抱えながら生活していると思います。
しかし相手のことが嫌だといってられるのは学生時代まです。
社会人になったら気持ちを切り替え、相手の良いところを探し、その会社にみんなで貢献できるよう、協力しながら仕事をしていくべきではないかと思いました。
教務係 田口