今日の心がけ~職員のスピーチ~
建物の品格
2021.02.22
皆さんが働く職場は、どのような建物でしょうか。
こじんまりとした事務所、機能性に重きを置いた工場、
築数十年になる木造社屋、新築したばかりの自社ビルなど、それぞれの会社に顔があります。
では、室内はどのような感じでしょう。こちらも、会社によって様々です。
部屋の作りが違うだけではなく、机や椅子、棚やロッカー、道具や機械の置き方も百社百様です。掲示物やポスターにも、会社なりの個性が表われるものです。
1905年に来日し、神戸女学院など様々な名建築を手がけた建築家の故ウィリアムーメレルーヴォーリズは
「建築物の品格は、人間の人格の如く、その外観よりもむしろ内容にある」という言葉を遺しました。
一人の社員の力では、会社の外観を変えることはできません。しかし、働く社内の環境を整えることはできるでしょう。
例えば、隅々まで掃除が行き届いていると気持ちがよいものです。お客様をお迎えする案内板一つでも、工夫できることはありそうです。
今日の心がけ◆職場の隅々まで目を配りましよう
(『職場の教養』:一般社団法人倫理研究所より)
「外観よりもむしろ内容にある」という言葉について本当にその通りだと思いました。
いくら外観を良く取り繕っていても、室内に入ってみたら雑然としている会社や、
古い建物でも、中に入ると小綺麗で過ごしやすそうな会社もあります。
中身が良いか悪いかは、いくら隠してもなぜか誰もが感じ取ることが出来てしまいます。
仕事で言うと、基本は整理整頓だと思うため、日々の掃除は大切です。
私は身の回りやパソコンのフォルダなど、知りたいことがパッと出せるように常にしておきたいと思っていますが、
つい後回しにしてしまい、探すのに時間を要してしまうことがあります。
基本に戻り、まずは身近に出来るとこから見直していきたいと思いました。
教務係 田口