今日の心がけ~職員のスピーチ~

芸人の道を歩む

2023.04.19

 お笑い芸人のヤセ騎士(ナイト)さんは、20代の頃、大阪で起業をしました。
事業を拡大した絶頂期に知人の借金の保証人になり、多額の借金を肩代わりすることになりました。
 好調だった会社は倒産し、生きる気力をなくしてしまい、失意のどん底にいました。

しかし、そこから彼の考え方が変わり始めていったのです。
 「人は死ぬ気になれば何でもできるはず」そう思い直して選んだ道がお笑い芸人でした。
子どもの頃から人を笑顔にすることが好きだった彼は、〈人を喜ばせる仕事をしよう〉と、
芸人の道を志すようになりました。

 現在、お笑いに健康やダイエットを融合した「お笑いダイエット講座」や「お笑い長生き講座」を市の公共施設や専門学校、高齢者介護施設で開催しています。
 「20代の頃からすると、物質的な豊かさは減りましたが、精神的な豊かさに恵まれています」と語ります。
お笑い芸人の醍醐味である、多くの人を笑顔にできる喜びが、働く原動力になっているのでしょう。

今日の心がけ◆ 働く喜びを感じましょう(「職場の教養」一般社団法人 倫理研究所より)

 
 働く喜びを感じられるのは、誰かのためになっている、社会の役に立っている、という実感を持つことが出来たときであると思います。

 保育に携わる人材を育成する教育機関で職員として働いていることや、毎日学生と直接関われることから、その実感を得る場面は多く、働く環境に恵まれていると感じます。
 
 特に、「選んだ絵本の読み聞かせを実習先の園児が大変喜んでくれた」、「紹介してもらった資料が役に立った」など、学生のみなさんや先生方から直接いただける言葉は大きな喜びです。
 このことがよりよいサービスが提供できるようにしたいという、働く上でのモチベーションにつながっています。
 これからも、働く喜びに目を向けながら、自分自身も学び、成長していけるよう努めていきたいと思います。

図書館担当 大木

そうですね。
働くのは何もお金を稼ぐだけのためではありませんね。
それ以上に大切なことは他人の役に立つことです。

テレビなどでおしゃれな服装で、きらびやかなご自宅を披露している方を見ることもあります。
たいへんな努力をしてそれだけのお金を得たのだと思います。
それはそれで素晴らしいと思います。

仕事や日々の行いは、それ自体がやりがい、生きがいにつながり、人生を有意義なものとできます。
人間は人との繋がりを亡くしては生きていくことはできません。
「はたらく」は「傍(はた)」を「楽(らく)」にすることと中学時代に聞いたことがあります。

働くとは傍にいる人を楽にさせたり、喜ばせたりすることだと理解した話でした。
人は他から承認されることに対して強い喜びを感じることができます。
相手を喜ばせ、自分も喜びを感じことができる、近江商人の「三方良し」の精神でしょうか。

保育者はまさにこの「はたらく」がピッタリとはまる職業です。
この信頼される保育者を目指す学生には「はたらく」ことの意味を十分に理解してもらいたいですね。
そのためにもまずはサポートをする我々教職員が「はたらく」ことを意識し、実践しなければなりませんね。

藤田

 

 

 

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