今日の心がけ~職員のスピーチ~

「適量をわきまえる」

2023.04.13

 お酒を飲むことが大好きなTさんは、飲みすぎる日が度々でした。
そのため肝臓を悪くし、しばらく入院することになりました。
 静かな内科病棟のベットに横になっていると、同室の白髪の男性に声をかけられました。
世間話や仕事の話から病気の話へと移っていきました。
男性もお酒が好きで、肝臓を患っていることがわかりました。
 男性は「これまで毎年、まだ若いと思って飲み続けてきたが、今年でもう七十歳になります。
あちこちくなって悪くなって、
家族に迷惑をかけて、初めて、もっと体を大事に扱っていればよかったとおもいましたよ」と、呟くように言いました。
 検査の為に病室を離れる男性を見送ってから、Tさんは自身を振り返りました。
〈あの男性の半分しか生きてない自分が、肝臓を悪くして入院しているという事は、よほど自分は体を大事にしていないんだな〉と反省しました。
 退院後は、飲酒の回数と量を減らし、家族の為にも健康で働けるように体調管理に励んでいるTさんです。

今日の心がけ♦暴飲暴食を慎みましょう


これを読んで、ほどほどが良いことに改めて気が付きました。
丁度いいが何をするにもベストである事はわかっていても、私たちは欲張りです。
もっとドキドキしたい、もっとワクワクした気持ちが強く、そして欲望は限りなく、ほどほどの生活を送るのは、簡単なようでとても難しい事なのかなと思います。

ですが、頑張りすぎたり、食べ過ぎたり、飲みすぎたり、遊びすぎたりしたときには、ほどほどが一番と思うことを忘れないことが大事かと思いました。

食堂 水村

「腹八分目医者いらず」「過ぎたるは猶及ばざるが如し」などと聞いたことがありますね。
エレベータでも航空機でも全てのモノに最大積載量や最大人数などが定められています。
人の身体も同じで、限度があるでしょう。

この限度を超えた所で限界を迎え、限界に達したところから崩壊となるのです。
「まだ大丈夫」「もう少しなんとかなる」は「もう危ない」「なんともならない」のメッセージです。
風船に空気を入れて膨らましている時のことを考えてください。

このことを話していると子どもの頃に読んだ絵本。
イソップ童話の「牛とカエル」を思い出しませんか?
ここには「分限」を忘れてはならないことが述べられています。

身体も心も人も物も、全ての物事に対して欲張ってはいけませんね。
適度、適当、いい加減で、ゆとりを持って生きていくことができれば良いですね。
欲を張らなければ人も動物も自然も、争うこともなくすべてが幸せになれるのですからね。

保育者を目指す学生にも適当なゆとりを持った生活を送って欲しいですね。
そのためにも教職員からゆとりを持った行動で学生に接していきましょう。

藤田

 

 

 

 

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