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後の祭り

今日の私のスピーチのタイトルは、「後の祭り」でした。
お話に登場するKさんは「後でやろう」「後でいいや」が口癖で、
書類の提出等、業務はいつもぎりぎり、
出勤の際も電車やバスに駆け込み乗車という人物。
結局、ある日事故による渋滞に巻き込まれ、
大事な商談に欠席してしまうという結果を招いてしまいます。
反省し、以降は早めの行動を心がけるようになったということです。

私にとっては、とても耳の痛い内容でした。
振り返って思い出されたのは、学生のころ卒業論文が
提出期限ぎりぎりまで書き終わらず、冷や汗をかいたことでした。
忙しさの中で一番の難題である卒業論文を後回しにしてしまっていたのです。
冬休みに追い込めば大丈夫と安易に考えていたのですが、
疲労とストレスからか、帯状疱疹にかかってしまいダウン。
後悔しても後の祭りという状態でした。
なんとか間に合ったものの、卒業から20年たった今でも
(計算しないでください、年齢がばれてしまいますね…)
時々卒論が終わらない夢を見てうなされます。

一方で、学生時代の友人にとても時間の使い方が上手な人がいました。
もちろん、課題などはいつも早めに提出。
多趣味で、社会人になってからは、いろいろな資格取得にもチャレンジしたりしていました。
かといって、時間に追われて忙しがっている様子もないので、
どうやったら、そんなに上手に時間を使えるのかと尋ねたことがあります。
すると「やらなくてはならないことを先に済ませれば、自然に時間はできるよ。」
との答えでした。
優先順位を考えて早めに行動していくということがきちんとできている
人だったのだなと思います。

私は未だに家庭でも職場でも忙しくなると、優先順位をきちんと考えられず、
「後で」と残した仕事がどんどんたまっていくという悪循環に陥りがちです。
今回のスピーチを通じて反省したことを活かし、遅ればせながらではありますが、
優先順位を考えた上での早めの行動を心がけていきたいと思います。

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実習指導室 大木美晴

後の祭り

2013.07.26

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