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礼儀や親切の心

朝のスピーチのタイトルは「訪日団の歓迎会」です。
タイトルを見た瞬間、
「これは困ります!何を書いてあって、何を話せばよいのか?」と
頭を抱えてしまいました。

内容は
「日本にブラジルの日系人学校の生徒、十数名が来日し
日本の礼儀や伝統文化を学びたいというが、自分は日本文化を
しっかりと学び、理解しているだろうかと疑問である。
そして、
「この機会に日本人の礼儀正しさや親切さを、再確認してみようと心に決めた」
というものでした。

これを読んで、自分に振り替えて考えてみますと
「私も日本の伝統文化をしっているだろうか?」
「外国人が称賛する日本の礼儀がきちんとできているだろうか?」など
たいへん不安になりました。

最近の朝礼で、
林さんや髙橋さん、そして藤田学長先生から
『あいさつ』の大切さについてお話をしていただきました。

この『あいさつ』も礼儀の1つです。
「おはようございます」「こんにちは」「しつれいします」
「お元気ですか」「良いお天気ですね」などなど。

私自身、このところ「相手の顔を見て」、「相手に聞こえる声の大きさ」で
「心を込めてのあいさつ」をすることを心がけています。
(持ち前の笑顔も忘れずに・・・)

礼儀には相手を思いやる気持ちが大切だと思います。
相手を思いやる気持ちがあれば
1つ1つ行動は丁寧になるからです。

普段の生活においても思いやりの心を常に持って
礼儀正しく行動していきたいと思います。

しかし、「伝統文化」となるとこれはかなりの重大事です。
「お茶」「お花」「和服」などの日常生活に密着したものはなんとかできるにしても、
「歌舞伎」「能」「禅」などといったものまで、まったくといってよいほど
分からないことだらけです。

「学校で習ったことがないからわからない」などと弁解したり、言い訳をする前に
「歌舞伎も見に行きましょう。新しい歌舞伎座も完成したことだし」、
「能も少し勉強してから、できれば誰か素敵な人と一緒に薪能などを」
「禅は休みを利用して、一度は経験してみたいナ」
などなど、考えながら「日本の伝統文化」の素晴らしさを改めて認識している次第です。

「日本人でありながら日本の文化を知らないで、
ほんとうに日本人といえるのだろうか?」が、今、頭の中をグルグルと回っています。

shashin1

教務係 片山

礼儀や親切の心

2013.07.23

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