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高大連携協議会が開催されました

平成27年度の高大連携協議会が2月29日に本学で開催されました。

 

 本学は近隣の高等学校3校と高大連携協定を結び、

高等学校生徒への大学授業の提供や相談、教員相互の研修など、

地域に密着した教育活動を展開しています。

 

 昨年度、交流授業を実施した埼玉県立誠和福祉高等学校と

埼玉県立進修館高等学校に来年度から実施する埼玉県立羽生第一高等学校の

教頭先生とご担当の先生が来学され、本学の藤田学長、小澤、金子先生、

大山事務局長、佐藤SAと高大連携事業について、話し合いが行われました。

 

 本年度の実施内容は、次のとおりです。

 埼玉県立誠和福祉高等学校  保育系列の2、3年生 各39名

               埼玉純真短期大学でピアノ、ソルフェージュ、

読み聞かせ、手遊びなどの授業を各2日間実施。

 

 埼玉県立進修館高等学校   「子どもの発達と保育」の授業の受講者15名

               心理学、乳児保育、読み聞かせ、実習指導、

シアターの世界の出前講座と埼玉純真の見学

 

 高校生が大学の教員による授業を受けた感想は、次のようなものでした。

「短時間であったが、大学の雰囲気を感じ、高校のキャンパスとは違う体験ができた」

「学校を出て授業を受け、出前講座とは違う貴重な体験ができた」

「大学の先生の講義を受けたことによって、大学の授業のイメージがつかめてよかった」

 

 平成28年度の取り組みについては、次のような要望が出されました。

 「授業の回数を増やしてほしい」

 「『子どもの発達と保育』」の授業に協力してほしい」

 「出前授業や大学の普段の授業に参加させたい」

 「高校教員の研修に協力してほしい」

 

 

これらの感想や要望を受け、両者で今後も生徒のため・教職員のための

より良い取り組みについて、検討していくことになりました。

 

また、本学の藤田学長から、教育現場で注目されているアクティブラーニングに

必要な機器・設備を整えた教室整備の計画があり、今年度中に工事予定しているので、

完了後、来年度には各高等学校の先生方にもご参加していただいて、

アクティブラーニングについて、お互いに協力しながら取り組んでいくことを

考えているので、ぜひご協力いただきたいとの話がありました。

 

これに対して高校の先生側からもすでに高校で実施した授業実践例を

他の学校の多くの先生にご紹介したいと考えているとのお話もありました。

 

このような高大連携プログラムは地域密着型大学を目指す本学にとって、

非常に重要な取り組みであり、今後も地元の高等学校と協力して、

地域全体のより良い教育の達成に努めたいと考えています。

シニアアドバイザー 佐藤 猛

 

高大連携協議会が開催されました

2016.03.01

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