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『小日向千秋展』を見てきました。

本学の「図画工作」や「保育内容(造形表現)指導法」などの授業を

担当してくださっている小日向千秋講師の個展を見てきました。

場所は東京都台東区にある いりや画廊

 

会場に入ると…、

風を感じるような作品が目に飛び込んできました。

         奥から:「翠風2」「翠風1」「翠風4」「翠風5」

 

先生にお会いできたので、

「どんなことを考えて作品を創るのですか」と質問をすると、

「できるだけ心を無の状態にして、自然に湧き出るものを形にしていくようにしています。」

という答えがかえってきました。

 

その言葉通り、

しなやかさや力強さ、

見る人の気持ちを自由にしてくれる作品群に

心打たれました。

 

入口に掲げられていた

「ごあいさつ」の中に、こんな文章がありました。

 「心無罣礙」は般若心経の一説で、

心に何の拘りのない自由な状態を意味している。

言葉や既成物では表現することのできない、「思い」

であるとか、「心のゆらぎ」など、言葉にならないものを形にしている。

 

会場の奥にあった、金箔や銀箔を使った作品群も

静かに輝いていました。

 

                  左から:「光の池2」 「光の塔」「光の池1」

 

素敵な空間と時間を楽しませていただきました。

                                 教授 小澤和恵

『小日向千秋展』を見てきました。

2016.02.29

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